天神橋カフェ卒業の、トイプードルのゆめはち君。。虹の橋を渡りました。。皆さまありがとう。。。 | パパはサラリーマン

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殺処分ゼロ‼︎を目指して‼︎日頃はサラリーマンをしながら、保護犬猫カフェ天神橋店のオーナーとして、動物愛護団体NPO法人ラブファイブさんと共に、1頭でも多くの犬猫たちを幸せにする活動の日々と、元保護犬のパパの子たちの日常を綴って行きます。

こんにちは😃

またまた、昨日のご無沙汰、

ごめんなさい🙏


本日は、私事ではありますが、

カフェ☕️の卒業犬🐶で、昨年の8月16日に

我が家の天使👼になった、

トイプードルのゆめはち君のことをお話させて

いただきます。。


2022年7月15日に保護団体様に保護された

ゆめはち君。


道端を放浪したところを保護され、保健所に収容されたそうです。。


保健所から保護団体様にやってきて、

それから8ヶ月ほど、保護団体様のシェルターにいたようです。

そして、天神橋カフェにご縁があって、

2023年3月10日にやってきたゆめはち君。


きた当初は、トイプードルにしては

毛も少し直毛っぽくて、お顔もなんだか不思議な感じの可愛いお顔。 


ゆめはち君という、素敵なお名前は、

いったい誰がつけたんだろと、思い馳せたものです。


どこを、どれだけ放浪していたのか、

なぜ、道端にいたのか、知りたいことがいっぱいでしたが、 

私たちには知る由もなく、ただただよくぞ元気で

無事にカフェまでやってきてくれたと、

ゆめはち君の数奇か運命に感銘しました。

カフェにきてすぐに、提携動物病院様で血液検査をしていただき、

概ね良好でしたが、ほんの少し腎臓の数値が高いということで、

週一回の点滴に通うことになりました。


穏やかで大人しくて、一度も声を出したことがないゆめはち君。

ワンも、キャンも、クーも言わないので、

いったいどんな声をしているんだろう。。と

不思議がいっぱいのゆめはち君でした。


カフェにきてほどなく、桜の季節になり、

お散歩がてら、カフェの近くにある扇町公園に、

お花見にも行きました。


暖かい風、心地よい日差し、

ゆめはち君も、なんだか笑っているように見えました。


お散歩が大好きなゆめはち君。

目は白いけど、なんとなく見えているようで、

足取りもゆっくりだけど、軽やかなゆめはち君。

 

きっと大事にお世話されていた、お家の子だったんだろうなぁ。。そんな感じがしました。


なぜ飼い主がいたのに、道端を放浪することになったのか。。

再び疑問が生じましたが、

今ここにいるゆめはち君が、健康で楽しい毎日を過ごしてくれていれば、

もうそれは、どうでもいいことでした。。


カフェの他の子達とも仲良しで、

お客様やボランティア様たちからも、

みんなに愛されていたゆめはち君。


TEAM頑張ろうにもなりましたが、

推定13歳のゆめはち君には、

なかなか里親希望者様は現れませんでした。。。


トリマーボランティア様にも、

何度もトリミングしてもらったゆめはち君。


トリミング中も大人しくて、本当にお利口さんでした。


お散歩中のこの笑顔。


特に昼間の明るいうちのお散歩が大好きで、

パパ👨は昼間は、週末しか行ってあげられなかった

ので、

その時のゆめはち君の笑顔が忘れられません。 


可愛いお洋服をきて、ご機嫌なゆめはち君。


カフェでの生活も長くなり、

ゆめはち君ファンのお客様も増え、

この人たちの中から、ゆめはち君を迎えて下さる方が名乗り出てくれるかも知れない。。


推定13歳のゆめはち君に残された時間は、

そう長くはないので、

そんな期待も、少しはしていました。


ところが、昨日8月に入り

急に血下痢と嘔吐が続いて、体重もみるみる減少し、

提携動物病院様でも、エコーもレントゲンも

血液検査もしていただきましたが、

腎臓の数値が少し高い以外は原因が分からず、

下痢止め、吐き気止め、点滴と、

たくさんの薬を飲みながら、できる限りの治療をしました。


それでもすぐには改善せず、

このままカフェで、今まで苦労の連続だったゆめはち君が亡くなってしまうのは、

あまりにも可哀想すぎる。。。

そして昨年8月16日に、

我が家にお迎えすることになりました。


お家の朝日が当たるソファが

お気に入りだったゆめはち君。


それから数週間して、 

下痢も止まり、食欲も出てきて、

3キロちょっとまで減っていた体重も

保護当初の5キロ近くまで回復し、

週末は、カフェのスタッフ犬として

頑張ってくれていたゆめはち君。


しかしまた、

昨日のクリスマスくらいに肺炎になり、

酸素室に三日間入院し、点滴やお薬もたくさん投与していただき、一命を取り留めました。


今年のお正月には、肺炎の影もすっかり無くなり、

再び元気になったゆめはち君。


ところが、先月27日水曜日から食欲が無くなって

水下痢が始まり、

木曜日に点滴と、下痢止めの注射をしていただきましたが、

金曜日の夜には、また血下痢になって、

ソファで一晩中抱っこをして体を温めていました。


何度も歩きたそうにするので床に下ろすと、

トイレシートまで行って、また血下痢をする。。

を繰り返していたゆめはち。

 

脱水症になるといけないので、ガムシロを薄めたお水をシリンジであげていましたが、

明け方にはそれも飲めなくなり、

息もだんだん弱くなって行きました。


夜間救急への搬送も考えましたが、

年齢や、いきなりゆめはちを知らない先生たちでは、

もはやゆめはち君を救うことはできないだろうと思い、

今まで一年近く、毎週点滴をしていただいてた

コパン動物病院の皆さまに診ていただきたくて、

朝8時まで、ゆめはちを必死で励ましました。


8時でまだ息もあり、首の力もあったので、

コパン動物病院様にも連絡をしてすぐに連れて行くことになりました。


でもその日は土曜日。。カフェを11時にオープンさせるには、8時半からカフェの子達のご飯やお掃除をしなければならない。。。


そこで、いつも懇意にしていただいているボランティア様に無理を言って、

代わりにコパン動物病院様にゆめはちを連れて行ってもらうことをお願いし、快く引き受けてくださいました。


そして病院に着き、人工呼吸や蘇生措置もしていただきましたが、

午前9時、コパン動物病院の皆さまと、ボランティア様に看取られて、

虹の橋を渡っていきました。。。


カフェをオープンさせて、12時前にお迎えに行ったゆめはちは、

綺麗にエンゼルセットをしていただいて、

眠っているような優しいお顔で、

診察台の上にいました。


ボランティア様たちから、たくさんのお花と、桜の花も入れていただき、

31日日曜日に、ゆめはちはお空へ登って行きました。



三度目の復活を、心のどこかで祈っていたパパですが、

ゆめはちは、放浪から始まって、

長い保護生活と、パパのお家での余生を過ごし、

自分の意思で、旅立つ決心をしたようです。。。

最後にもう一度、一年前のように、

桜の花の下を、ゆめはちに歩かせてあげたかった。。。

もう一週間、一緒にいられたら。。。

そんな、少し後悔の気持ちが残ります。


保護されるまでどんな生活をして、

なぜ道端を放浪していたのか、

保健所にはどれくらいいたのか、

カフェにきて、パパのお家の子になって

どうだったか、

ゆめはちに聞きたいことはいっぱいあります。


でも、最後の瞬間の何回か、

ゆめはちが声をあげて鳴いてくれたのが

一番印象的でした。  


本当は声が出たんだ。

なぜ今まで、一度も声を出さなかったんだろう。

最後の声は、お別れの言葉だったのか。。


本当に可愛くて、賢くて、優しかったゆめはち。


みんなに愛されて、パパの自慢の子です。


今までゆめはちを応援してくださった皆様、

本当にありがとうございました。


最後まで、ゆめはちを診てくださったコパン動物病院の皆さま、心より感謝いたします。


未だに、ゆめはちがいなくなった実感が無く、

今でも家に帰ると、ゆめはちが出迎えてくれるような気がして、

とてつもない喪失感に苛まれます。


でも、少しでもゆめはちが、

この世に生まれてきてよかったと思って旅立ってくれたとしたら、

それだけで嬉しいです。


カフェや、保護団体様や保健所には、

ゆめはちのような子達が無数にいます。。。


先が短いから、持病があるから、

里親にはならないなんて、言わないであげてください。。


この子達は、私たち人間が守ってあげないと、

生きてはいけないのですから。。


いつかきっと、

シニアや持病がある子も、幸せになれる世の中に

なりますように。。✨


ゆめはちも、お空の上から見守ってね。


ゆめはち、うちの子になってくれてありがとう。

生まれ変わったら、絶対また、うちの子になってね✨


パパはずっと待ってるよ👋