こんにちは😃
昨日のご無沙汰、ごめんなさい🙏
ふと思い立って午後休を取り、
久しぶりに長距離ドライブをしたパパ🚗
最近なかなか卒業が無いので、
素晴らしいご縁があるように、秘密のお参りに行ってきました😆
旅のお話は、また後ほど👋
天神橋カフェ☕️の11年間の活動の中で、
よかったこと、嬉しかったこと第二段も
幸せな卒業✨
2年半前の2021.8.15に卒業した、
ジャックラッセルテリアの清盛くん❤️
保健所から保護されてきた、清盛くん。
飼い主に捨てられたのか、迷子になってお家に帰れなかったのかはわかりませんが、
ビクビク怯えていて、急に触られたりすると
お口が出てしまう子でした。。。
カフェでは、お客様を店内に入れてふれあいながら里親様探しをするスタイルなので、
お口が出ちゃうかも知れない子は、
満席時や人手が少ない時、オヤツタイムの時や
お子様連れの方がご来店時は、
どうしてもゲージに入ってもらわなくてならないので、辛い時があります。。
それでもできるだけ、いろいろな人と接して
人が怖くないことを知ってもらいたいし、
でもお客様が怪我などしないよう、
細心の注意を払う毎日でした。
当時8歳の清盛くんは、去勢もされておらず、
カフェにきてすぐに、提携動物病院様で
去勢と歯科処置をしていただきました。
術前の血液検査検査では、特に問題はなく、
無事去勢も終わり、これから人に慣れる練習を頑張ろうねと、清盛くん卒業大作戦が始まりました。
お散歩も毎日行くようになり、
外で運動をすることで、ストレスも発散されて、
普段は穏やかや良い子になりました。
でも、何かに興奮したり、急に触られたりすると
びっくりして咄嗟にお口が出ちゃうこともあり、
なかなか里親様探しは、難航しました。。。
そんな時、カフェ☕️に里親希望でご来店くださったご家族が、
清盛くんの保護までの生い立ちや、
カフェでの寂しそうにしている様子を見て気にかけてくださり、
数日間、ご家族で話し合われた結果、
清盛くんを家族に迎えてくださることになりました！
ワンちゃんの飼育経験はあるものの、
以前は小型犬をお世話されていたそうで、
私たちも本当に清盛くんをきちんとお世話していただけるかどうか、
少し心配なところもありました。
お子様たちも大きいとはいえ、
清盛くんの性格や心の傷があることも十分お話させていただきましたが、
それでも、何があっても、
これからの清盛くんの犬生を幸せなものにしてあげたいという、
ご家族全員の熱い思いを見せてくださり、
私たちも、このご家族ならば信頼できると
清盛くんを託すことになりました。
お迎えの日、ボランティア様にブルーのリボンをつけてもらって、満面の笑みの清盛くん。
怖がりで、自分を守ろうとするときに
お口が出ちゃうのは、清盛くんのせいではありません。
自分を守らなくても、
優しい家族が清盛くんを守ってくださるなら、
清盛くんも、もうお口が出ちゃうこともなくなるはず。。
推定8歳で、怖がりでお口が出ちゃうかもしれない子を迎えてくださる里親様が、
この世の中に、いったいどれだけいらっしゃるでしょうか。。
そんな、めったに巡り合うことができない里親様に
見つけてもらった清盛くんは、本当にラッキーです。
保健所では、攻撃性のある子は殺処分対象になります。
保護団体様に居ても、なかなか面会希望の方もやって来ないかも知れません。
それでも運命の赤い糸で結ばれて、
人目にふれるカフェにやって来れて、
半年以上の月日はかかりましたが、
たくさんのお客様やボランティア様に優しくしてもらったり、
毎日お散歩に連れて行ってもらったり、
少しずつ、人間を信じることができるようになってきた清盛くん。
最後のほうは、こんなに穏やかな、
おそらく清盛くんの本当のお顔を見せてくれるようになっていました。
元々は、大事に、愛情いっぱいに育ててもらっていた子なんじゃないかな。。
繁殖引退犬たちの生い立ちにも心が痛みますが、
どんな理由があるにせよ、
保健所にいた経験がある清盛くんは、
それはそれは不安で怖い思いをしたのではないでしょうか？
そこから、奇跡としか言いようの無い、
運命の赤い糸で、優しいやさしい里親様と結ばれた清盛くん。
私たちにとって、忘れられない素晴らしい卒業の一つになりました。
お家の子🏠になってからの清盛くん。。
お名前はウィル君になりました。
新しい犬生を歩み始めたウィル君。
ウィル君を応援してくださった全ての皆様に、
心より感謝いたします🙇
本当にほんとうにありがとうございました😊
全国の保護犬猫たちを救えるわけではありませんが、
今目の前にいる子達を幸せにしてあげるために、
今できることをやっていこうと思います✨