天神橋カフェの11周年に、皆さまありがとう。。カフェをしていて辛かった悲しかったこと | パパはサラリーマン

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殺処分ゼロ‼︎を目指して‼︎日頃はサラリーマンをしながら、保護犬猫カフェ天神橋店のオーナーとして、動物愛護団体NPO法人ラブファイブさんと共に、1頭でも多くの犬猫たちを幸せにする活動の日々と、元保護犬のパパの子たちの日常を綴って行きます。

こんにちは😃

今日は木曜日🍀

いよいよ年度末も近づき、会社のパパ👨がいる部署も繁忙期に入ってきました💦

これから年度末までは、結構忙しい。。😣

すでに今週から、決済書の回付が急に増え、

バタバタのパパです😓


でも、明日一日頑張れば、三連休🍀

カフェ☕️の子達が、一頭でも多く優しいご家族に巡り会えるように頑張ります💪



さて、のびのびになっていた、

カフェ☕️がオープンして一年後くらいからの

ことをお話しいたします。


楽しかったことや嬉しかったことも、

数えきれないくらいたくさんありましたが、


やはり辛かったこと、悲しかったこともありました。。。


どちらを先にお話ししようか迷いましたが、

先に後者をお話ししようと思います。

あまり心弾む内容ではないので、

あまり気が進まない方は、スルーしてくださいね🙇‍♂️



注意 文章とお写真は、基本関係ありません。

   現在カフェ☕️に居る子達のお写真を載せただ   けです。

カフェ☕️を始めて1年半くらいが経ったときの

とある日曜日、

パパ👨がいつもどおりにカフェ☕️を開けにいくと、カフェのシャッター前に見慣れないプラスチック製のビールケースのようなものが置いてありました。


頑丈に蓋をされていて、中にはゴソゴソ動くものが。。


なんと、ダックスちゃん二頭が置き去りにされていました。


お向かいの動物病院様の前に、以前仔猫が置き去りにされていたと聞きましたが、

まさかカフェの前に、成犬のダックスが二頭も捨てられるなんて。。


とりあえず、カフェの中に入れて、

開店準備やお掃除をし、

それから動物病院様で、簡単な健康チェックをしてもらい、警察署に届けました。


警察署では、状況が明らかに遺棄なので、

自分で飼うか、里親さんを探してということで、

保護団体様と相談して、里親様を募集しました。


幸い、早いうちに2頭とも里親様が見つかりましたが、

名前以外は、年齢も処置歴も何も分かるものが無く、こんなことが本当にあるんだと、

思い知らされました。


他のカフェでもあったようですが、

今のところ天神橋カフェ☕️は、この11年間で一度だけです。


そのかわり、毎月のように、

飼えなくなったから引き取ってほしいという電話はあり、

カフェでは直接引き受けはしていないので、

保護団体様の連絡先をお伝えし、

保護団体様とお話していただいてます。



カフェ☕️を始めて2年近く経った頃、

幸せな卒業をしていったはずの子が、

返犬(里親を辞退する)ということがありました。


保護団体様によっては、トライアル期間を設けているところもありますが、

当カフェでは、たとえトライアルでも、

一定期間お家で過ごした子が、また保護施設に返されるのは、何度も捨てられた気持ちになってしまうことを危惧し、

カフェに何度でも足を運んでいただいて、カフェでお迎えするかどうかの決心をしていただいてます。


たとえ、お家に行ってから吠えるようになったり、

ご家族にアレルギーの方が出てしまったりしても、

トレーナーさんを呼んで躾をしたり、

人間がお薬を飲んでアレルギーを緩和したり、

責任を持って最後まで終生飼育することをお願いして、譲渡しています。


にも関わらず、たった一晩で翌日に返しにくる人がいました。。 

ご本人も泣いてらっしゃいましたが、

一番泣きたいのは、一度は迎えていただいたその子と私たち。。


かと言って、無理にその子をそのお家に置いてもらうことこそ、その子にとってもかわいそう過ぎます。


私たちの、人を見極める力がなかったからかも知れません。。

ただただ、返犬されたその子に申し訳ない。。

その思いでいっぱいでした。


それからも、年に1頭くらい、何頭か返犬、返猫はあり、

1か月経ってから、返しにきた人もいました。


人を信じることって、本当に難しくて、

永遠の課題です。


幸い、ここ数年はそういうことはなくなりました。そのかわり、譲渡するときの審査が厳しくなりました。


事前に返犬や返猫の可能性の不安要素をできるだけ排除するためです。


もしかしたら、審査でお断りした方の中にも、

実は素晴らしい里親様がいたかも知れません。。

両立って難しいですね。。。



カフェを始めてからの11年間に、

1500頭以上の子達が、優しいご家族に迎えていただきました。

しかしながら、11年間に4頭の子達が、

里親様が見つかる前に、カフェ☕️でその生涯を終えました。。。


もっと私たちに力があれば、

優しいご家族に託すことができたかも知れないと思うと、

その子達に本当申し訳ない気持ちでいっぱいです。。


当カフェには、

シニアの子や、重大な持病がある子も

たくさんやってきます。


カフェ☕️でいる間も、できるだけ健康で楽しい毎日を過ごせるようにと、日々お世話をしていますが、


自分だけのお家、自分だけの優しい飼い主さんを見つけてあげられなかったことに、いつも後悔の念が残ります。。。


里親様を見つける活動には、

いつもいろいろなことが起こりますが、

それでも、今まで幸せな卒業をして行った子達のことを思うと、

頑張り続けなければ。。と思います。



今日はちょっと落ち込んでしまうようなお話しばかりでしたが、

次回は、保護活動をしていてよかったと思えるこてをお話しいたします✨


では👋