アラフィフ(50代)の貯蓄額は、金融広報中央委員会の世論調査によると、単身世帯で平均1,391万円、2人以上世帯で平均1,147万円でした。

 

ただし、平均値は一部の高資産保有者の影響で大きく跳ね上がるため、貯蓄額の全体像を把握するには中央値も参考にするべきです。

 

中央値は平均値よりも低い傾向にあり、50代の貯蓄額には世帯年収や貯蓄の有無による大きなばらつきがあります。

 

平均値と中央値の差が大きい理由

  • 平均値は高資産保有者の影響を受ける

    ごく一部の富裕層が全体の平均値を大きく引き上げているため、多くの人が実際の貯蓄額よりも高く見えることがあります。

  • 中央値の方が実態に近い

    中央値はデータを小さい順に並べたときの中央の値であるため、全体的な傾向をより正確に反映します。

世帯タイプ別の貯蓄状況

  • 単身世帯

    金融広報中央委員会の「令和5年」のデータでは、平均貯蓄額は1,391万円ですが、中央値は30万円という報告もあり、多くの人が貯蓄が少ない状況であることがわかります。金融資産を保有していない人が約40%存在することも、中央値を押し下げる要因です。

  • 2人以上世帯

    同調査の令和5年のデータでは、平均貯蓄額は1,147万円でした。

貯蓄の状況に影響を与える要因

  • 世帯年収::年収が多いほど貯蓄額も多くなる傾向があります。
  • 金融資産の保有状況::金融資産を保有していない世帯(貯蓄ゼロの世帯)も多く存在します。

アラフィフでの貯蓄のチャンス

  • 50代は、40代で子どもの教育費などの支出がピークに達し、その後落ち着くことで、手取り収入に余裕が出てくる場合があります。
  • 子育ての負担が軽減されたことを機に、資産形成を加速できる「お金をためるチャンス期」とも言えます。
(AIが正しいとは限らないのでご参考までに~)
 
NISAは若い世代の人でも積極的にやっている方がわりといるのに対し、iDeCoは60歳までは引き出せないというルールがあるので40代・50代で開始する人も少なくない。
 
【iDeCoをしている人の割合】
 

iDeCoの加入率は、調査によって異なりますが、2024年11月には加入率が29.5%という調査結果があり、2023年7月調査では23.3%から大きく増加しています。

 

特に、2022年5月の制度拡大以降、加入者数は増加傾向にあり、2024年3月末時点の加入者数は320万人を超えています。

 

調査による加入率の推移

  • 2024年7月の調査では、加入者は23.3%:でした。
  • 2024年11月の調査では、加入者が29.5%:となり、前回の調査から6.2ポイントアップしています。

加入率増加の背景

  • 2022年5月の加入対象者の拡大や、2022年10月の企業型DC加入者の要件緩和により、加入対象者が増えたことが加入率増加の要因と考えられます。
  • 公務員や会社員の加入率が高い傾向にあり、特に公務員は加入率が最も高いことが調査で示されています。

今後の動向

  • 拠出限度額の引き上げが予定されており、これによりさらに加入者が増える可能性も指摘されています。
【iDeCo加入者の年齢層】
 

iDeCo(イデコ)加入者に多い年代は40代と50代で、全体の約7割を占めています。

 

これは、老後資金への関心が高まる一方で、老後まで引き出せない制度であることから、ライフイベントのピークを過ぎ、資産形成に余裕が出てくるこの年代で加入する人が多いためと考えられます。

 

40代・50代が多い理由

  • 老後資金への意識の高さ:

    老後の資産形成を本格的に考える時期であり、iDeCoの税制優遇制度が老後資金準備に適していると判断されるためです。

  • ライフステージの変化:

    結婚、子育て、住宅購入などのライフイベントを経験し、家計に余裕が生まれ、投資を始めるのに適したタイミングであるためです。

  • 「60歳まで引き出し不可」という条件との相性:

    若年層がiDeCoに加入しにくい理由の一つに「60歳まで引き出せない」という条件があり、40代・50代は、この条件を受け入れやすい年齢層であるためです。

その他の年代の傾向

  • 若年層(20代・30代)の加入も増加中:

    若年層の加入者は徐々に増加しており、20代の加入率も伸びています。これは、老後の備えに対する意識の向上や、iDeCoの認知度向上によるものです。

  • 60代以上も加入可能:

    2022年の制度改正により、国民年金に任意加入している60歳以上65歳未満の方もiDeCoに加入できるようになり、老後資金の積み増しを行う加入者も増えています。

iDeCoは加入できる年齢が拡大され、加入者の年齢層が広がりつつありますが、依然として老後資金準備のピーク層である40代と50代が中心となっています。

 

コツコツ資産運用を頑張ろうと思う。