今日は北九州市の公立中学校で入学式がありました。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
放課後は部活に、学習塾に、と小学校の時よりも大忙しな日々を送られることと思います。
「あんきゅう塾」でも、新中学生達が英語や数学のお勉強をがんばっています。
さて、今日は「エネルギー」のお話です。
物体Aが他の物体に仕事をすることのできる状態にあるとき、その物体Aはエネルギーを持っている、と言います。
中でも「受験」でよく耳にする「位置エネルギー」と「運動エネルギー」のお話を。
物体を置く位置の違いによって生ずるエネルギーを「位置エネルギー」と言います。
運動している物体がもつエネルギーを「運動エネルギー」と言います。
「位置エネルギー」は高いところにあればあるほど大きくなります。
上の図で分かるように、振り子運動を例にあげてみると、おもりの速さはたえず変化し、おもりが真下に来た時(位置エネルギーが一番小さくなった時)に速さは最大となります。
これは、なぜかというと、おもりの位置が低くなるにつれて位置エネルギーは減少しますが、運動エネルギーは増加していくからです。位置エネルギーと運動エネルギーは相互に移り変わりながら、全体の和を一定に保っています。このことを「力学的エネルギーの保存」といいます。
位置エネルギーや運動エネルギーのほかにも、電気エネルギー、光、音のエネルギー・・・とエネルギーにはいろいろの種類があります。それらは相互に移り変わっています。
ただし・・・・・・・・・・!この法則が成り立つのは空気抵抗や摩擦がない理想的な環境においてです。
毎日、人間が普通に生活していると、「エネルギー保存」の法則は成り立たないことがあります。
というよりも、成り立たない方がはるかに多いでしょう。日常生活でのストレス、悩み・・・・。
この法則は「理科」のエネルギーに限ってのお話です。
人間は振り子ではありません。規則正しく運動などできるわけないのです。
今日は持っている「エネルギー」がちょっと小さくなってしまったかな?という子からメールをもらいました。
まだまだエネルギーを蓄えている途中で、一定の運動をし続けようとしたら爆発してしまうのは当たり前です。
運動が急にとまったから、すべてのエネルギーがなくなってしまったのではありません。
エネルギーは消耗と再生を繰り返し、おのずから未知への蓄えとなっていることを信じていきましょう!
問題コーナー
1.アンモニア、石灰水、水酸化ナトリウム、せっけん
2.青色
今日の問題
計算してください。
1.(-5ab)×(-4a)÷(-10b)
2.水100グラムに食塩25グラムを溶かしました。濃度は何パーセントでしょう?
正解は次回のブログにて!
今日もお読みいただいてありがとうございました!