私の好きな映画の一つ『プラダを着た悪魔』


なぜ好きなのか。
理由は大きく分けてニつある。
(※ネタバレ含みます)



一つ目は世間体ではなく、自分らしくあることの大切さを感じれるから!



最後に主人公のアンディは
女の子なら誰もが憧れると言われる
ミランダのアシスタントを辞めて
自分が本当に望んでいた
ジャーナリストの仕事に就く。



そして最後のシーンのアンディの服は
もう高級なハイブランドではない。



さらにはアシスタント時に着ていた
ハイブランドの服たちは
もう一人のアシスタントであるエミリーに
あげると電話で告げる。



ハイブランドが良い悪いとかではない。



アンディはしっかりと自分の
お気に入りの服で身を包んでいる。



仕事も服装も【自分らしく】を選択したアンディ。



カッコいい✨




ニつ目は誰もが主人公ってことを
思い出させてくれるから。



一般的にメリル・ストリープ演じる
ミランダって分かりやすいトップ。


富も名声も権力もある。



それに対して主人公はアン・ハサウェイ演じる
アンディ。



アンディはアシスタントの仕事で
奮闘するんだけど、



だからこそアシスタント目線の映画になっている。



つまり、ミランダの社会的な立ち位置って
分かりやすく言うとピラミッドの頂上。



それに対しアンディの立ち位置は
ピラミッドの何段か下。



ピラミッドって頂上が1番目がいくし、
分かりやすいし、目立つ。


舞台でいう主人公の座。



アンディは舞台でいうサブキャラクター。



サブキャラクターを視点にすれば
サブキャラクターが主人公になる。


どこからの視点かで主人公って変わる。




当たり前の話ではあるんだけど、



意外と現実世界になると、

あの人は輝いている…
あの人みたいにならなきゃ!

とかなりがち。


自分じゃない誰かにならなくても、
もう既に自分は自分の人生の主人公である。



そんなことを思い出させてくれる映画。



現実を生きていると、自分の視点って
ついつい忘れがち。



自分の視点だからこそ分かることもある✨


忘れたらいつも自分が主人公ってことを
思い出したい。