中学校の先生から聞いた話です。
中学校から高校へ進学する生徒のうち10%程度の生徒が分数の計算、九九ができないそうです。
もっとも地域的な差もあるでしょうがちょっと衝撃でした。
分数ができない子供が多いというのは聞いていましたが九九まで出来ないなんて。
ところが、、、、
足し算引き算が怪しい生徒も、、、
私も数学は苦手で2次方程式になると怪しいですが、足し算引き算が出来ないとなると日常生活にも支障が出るんじゃないかな。
ゆとり教育の時代は教える内容が今よりも少なかったので出来ない子供の指導に当てる時間が取れたそうですが、今は教える内容が増えているので出来ない子供は置いてきぼりになってます。
その先生は
先進国では一人の先生が担当する生徒が多くて25人であるのに、日本では40人だそうですね。
しかも残業はサービス、、、まるでブラックです。
九九が出来ないまま高校に行っても授業についていけるわけがなく、その多くが高校中退しているそうです。
その学力で働こうと思ってもマトモな就職先などなく給料も安いところでしか働けません。
その後結婚し子供が出来ても子供に教えることも出来ません。
貧困の連鎖です。
もっと基礎教育にかける予算はでないものでしょうか?