占いっていうのは全部、相手を“いいほう”に導いてあげるものなんだ。人を脅かしたり、注意することが占いじゃないんだよ。でも、相手を“いいほう”へ導くと言っても、お説教すればいいものでもない。

みんな、自分がしあわせになるために知恵を出して生きているんだよ。これを信じなきゃいけない、っていうのはないんじゃないのかな、ってオレは思うんだよ。

ただ、悩んでいる人というのは、光がない世界をさまよっている。だから、相手のいいところを見つけて、そこをほめてあげて、「必ず、あなたはいい方向へいくよ」って、言ってあげればいいの。そうしたら、心に灯がともるんだよ。その心の明かりが、その人が歩く道を照らす。そうしたら、その人は、明るい気持ちで自分の人生を歩いていけるの。

占いって、自分の心の光を他の人にも分け与えることなんだよ。その、“心の光”ってなんですかって、愛、思いやりなんだ。これは、占いだけじゃなく、何にでも必要なんだよ。人に心の光を分け与えるようになってくると、占ってあげた人にも、自分にも、奇跡はどんどん起きるよ。      (=⌒▽⌒=) 

出典:斎藤一人とみっちゃん先生が行く みっちゃん先生 KKロングセラーズ