6/9(木)に香習会、オリジナルのお香作りの会を開催いたします。

伊豆高原から香司、香樹 杉本浩美先生をお迎えして、毎回大好評のオリジナルのお香を作ります。

お香はじめての方でも大丈夫、
香樹、杉本浩美先生が丁寧に教えてくださります✨

ご自身で五感を研ぎ澄まして香りを聞く、とても贅沢な時間ですね😊

日常で使えるお香を作ります。

自分の好きな香りを見つける楽しい会です。


以下、以前に書いたお香にまつわるお話し、香の十徳です✨



お香ってどんなイメージ?

「お寺の香り!」
「懐かしい!」などのイメージが多いようです😁 
イメージはあるもののどんな時に使うのか、何に良いのかは意外に知られていないようです!


実際には、
お香ってどんな効果があるんでしょう?

香司「香樹」(杉本浩美先生)の香習会ではいつもお香にまつわる色々なお話しを伺いながらオリジナルのお香を作ります。

そのお話し中でも何度も聞きたい好きな話があります❗️

「香十徳」

  1. 感格鬼神・・・感は鬼神に格(いた)り
  2. 清淨心身・・・心身を清浄にし
  3. 能除汚穢・・・能(よ)く汚穢(おわい)を除き
  4. 能覺睡眠・・・能(よ)く睡眠を覚し
  5. 静中成友・・・静中に友と成り
  6. 塵裏偸閑・・・塵裏(じんり)に閑(ひま)を偸(ぬす)む
  7. 多而不厭・・・多くして厭(いと)わず
  8. 寡而為足・・・寡(すくな)くして足れりとす
  9. 久蔵不朽・・・久しく蔵(たくわ)えて朽ちず
 10. 常用無障・・・常に用いて障り無し

簡単に言うと、こんな感じになるようです🌿

  1. 感覚を研ぎ澄まし
  2. 心身を清らかにし
  3. よく穢れを取り除き
  4. よく眠りを覚まし
  5. 静けさの中に安らぎをもたらし
  6. 忙しい時にも心を和ませる
  7. 多くても邪魔にならず
  8. 少なくても十分に足りる
  9. 年月を経ても朽ちず
 10. 常に用いても障りはない

 日本では一休さんが広めたとされているようです。

 お香の良いところ、感覚を研ぎ澄ましとありますが、
写経をするときにお香を炊いたりするのはこの十徳を読むと納得です。

日常の中でも感覚を研ぎ澄ましたい時や、心や身体を浄化したい時、ちょっとした気分転換にも良いですね。