第71番札所 弥谷寺


仏の住む山を弥山(みせん)といい、弥谷は仏の谷という意味があるそうです

霊山として信仰され、日本三大霊場の1つに数えられます(後は恐山、臼杵磨崖仏)


シンとした空気の中、山中の階段を上がっていきます

下調べで500超の階段があると知り、気合いを入れて進みます

すぐにヒーハー言っちゃうんですけどね^^;



弥谷・山門
山門


弥谷・山門

1/3 ほど進んだ所で見上げると菩薩さま

よく見かける仏像よりもうつむき加減

私たちを見守って下さっているような感じ

観音様かと思ったら菩薩様でした。金剛拳菩薩

固く結んだ拳で病厄を打ち砕いてくださるそうです

何とも頼もしい

菩薩様の先にこの階段です

見上げて、ふぅぅー

百八階段、煩悩の数ですね

ここを上がるとやっと境内

大師堂の手前になります



弥谷・境内

修行大師像  ・  多宝塔

水場の洞窟  ・  鐘楼堂


鐘をついて、さらに170段先の本堂を目指します

その途中にある水場(写真左下)

いくら日照りが続いても枯れないんだとか



弥谷・本堂
本堂

先ほどの郷照寺とは相反して、お遍路さんのお参りが多く

絶景をバックに、それぞれの読経が重なりあって何とも言えない風情

未だにたどたどしくて、小さい声になってしまいますが(;^ω^)

心込めて読み上げます


大師堂に向かって、階段を下りる途中でこちらにお参り

弘法大師が刻んだとされる

阿弥陀三尊像の磨崖仏


弥谷・磨崖仏



大師堂へは靴を脱いで上がります

お参りした後、奥へ進むと

通路に座布団が敷かれており、見上げて下さいと

うーーんと首を反らすと、岩場に小さなお地蔵様

洞地蔵尊

首から上の病気にご利益があるそうです


その奥には獅子の岩屋があります

弘法大師が9~12歳頃に勉学に励まれた場所だとか

厳かな雰囲気にしばし見とれていました


大師堂内の納経所で御朱印を頂き、来た道を下っていきます

途中すれ違った小学生が、走って登っていくのを見て

年齢をしみじみ感じてしまいました^^;



次の札所へ向かっていると、名物の看板発見!!

テレビで紹介されていたお店だーと寄り道


とさか
鳥坂まんじゅう

いわゆる酒饅頭ですね

ほんのり塩気とこしあんの柔らかな甘みが

疲れた体に染みわたります

一瞬で完食(⌒¬⌒*)

ごちそうさまでしたー




弥谷・朱印
弥谷寺 御朱印