こんばんは、今日は朝からオンラインでヨーロッパ19世紀の絵画を見せてもらった。もう150年も前の人がどんな気持ちで絵を描こうと思ったのか、なんで画家になろうとしたのかな?とか過去の人に思いをはせていました。
自分の描いた絵が、後世においてどう評価されるかって考えながら描いたのかな、見る人の側の気持ちになって描いたのかな、そう考えて価値が認められたのなら、人の生涯でこれほど幸せなことはないですね。


さて、今日は丁寧な生活におけるTAY(things after you)について書きます。
みなさん、TAYって聞いたことがありますか?英語ではしばしばフレーズを短縮して使いますよね、ASAPとかETAとか・・・ TAYって多分辞書にはありませんが、かの昔にいたマーケティングの先生の造語だと思います。


直訳すると「あなたの後のこと」です。当時の意図としては、新製品の開発において「既にあるものにプラスの機能をつけて差別化する」というのはごく普通だが、何か商品やサービスを使った後、「○○をした後のこと」を考えてみる、と以外とまだそんなものはないという新商品のヒントがある、というものでした。


そして、こうも言ってました。例えばパブリックな洗面所を使ったあと、エレベータに乗ったあと、レストランで食事をしたあと、ホテルで部屋を使ったあと、あなたが出くわす様々な場面において必要な概念ですと。


ゴルフ場のトイレには、手拭きタオルが備えてあります(ペーパータオルのとこもある)手を洗ったあと、洗面台には水しぶきが飛びますが、私はそれを使ったタオルで拭って出ます。先日訪れたゴルフ場で、そうしている人がいたので少し嬉しかった。なにが言いたいのか、って普段の生活においてTAYという概念、そういう行動は丁寧な生活に欠かせないものだということです。


ショッピングセンターのエレベーターで、走って近づく人がいるのに、ドアの閉ボタンを押す人もいれば、エレベーターの降り際に閉まるボタンを押して出る人もいます。フードコートで水をこぼしても、汚してもそのまま立ち去る人もいれば、拭いてでる人もいます。どちらが美しいか、どちらが丁寧な時間かな、、と自分は考えます。


TAYを意識して生活することは、丁寧な時間と生活を過ごすことにつながると思います。人はみな自分ひとりでは生きてません、自分の後のこと考えて行動することは
よりハッピーな時間を過ごせるコツではないかと思います。