地震にあう夢だった。
目が覚めたのは1時15分だった。









何故か生活圏が関西方面になっていて
職場で地震にあった。

職場の安全確認をして
誰も怪我した人がいないのかも確認。
そして有無を言わせず
バスで東京に集団避難することに。

補助席も使って
ぎゅうぎゅう詰めの観光バスで
何時間かかるかわからないのに
誰も何も言わない。

0次災害時の非常持ち出し品が
入っている手荷物も持たないまま
そんな過酷な道中に行くのは
嫌だなぁと私は思っている。
トイレが一番心配。

私は女性社員二人と行動してたけど
ふと思ってある人を探す。

その男の人はあるビルの一階の
狭いバーのような事務所にいる。
外の喧騒とは裏腹にのんびりと
もう一人の男の人とお茶を飲んでいた。
二人ともスーツ姿で営業マン風。

逃げないのか聞いた。
別に逃げてもねぇ…との回答。
私もここに残っていいか聞いた。
別にいいんじゃないの…との回答。



私は残ることにした。



取り敢えず一緒に避難していた
二人の女性に残ることを伝えに
事務所を出た。

事務所の場所が
わからなくならないよう
よく確認しながら女性社員を探した。



町中は混乱していたが
人は少なかった。



彼女たちは何故か
鶏とヒヨコを捕まえようとする
集団と一緒になっていた。

私がここに残るからと伝えても
鶏が気になって上の空で
えっ?とか
ああ…?とか
人の顔も見ないで返事をするので
一応伝えたからもういいや
と思って事務所に戻った。
鶏は食料らしい。



残ると決めたら気が軽くなった。
確かに食料確保はしないといけない。
事務所の男の人に
残ると伝えてきたから
今度は一旦家に戻って
今後の支度をする旨を伝えた。

すると例の二人の女性が
事務所にやってきた。

さっきの話はなに?
いやだから残るって話だから
貴女たちは早くバスに向かいなよ。

そんな話をして私は事務所を出る。
彼女たちは男の人と何か話していた。

町は人はいないが荒れてもいない。
崩れた家やビルもない。
治安はこれから悪くなるだろうけど
集団避難でストレスMAXよりは
自宅避難で苦労した方がいい。

自宅は今の家だった。
なぜ場所を関西方面と認識して
いるのかがわからない。

とにかく家に入って
備蓄品を集めた。
ソーラーパネルと蓄電器があった。
これが使えれば少しは楽だと
安心した。



自宅避難をはじめて暫くして
誰もいない町で暮らしている。

食事はどうしているんだろう?
わからない。
川に洗濯に行っているようだ。

たまに事務所に行って
男の人たちに会う。
彼女たちはどうしたのだろう?
避難した?
残って私と同じように暮らしている
ような気配もあるけど
会ったことはない。

本来なら余震や津波が心配だが
嘘のようにストレスフリーで
暮らしている。




変な夢だ。
ソーラーパネルと蓄電器
魔法瓶は買わないとなぁ…と
目が覚めてから思った。

地震くるのかな?
怖いなぁ…。