森さんの戦史モノは昔から好きだ。
目線が的確で取材に裏打ちされているから。


珊瑚海海戦は初めての空母同士の海戦として
戦史の上でも重要な戦いとされている。
でもすぐ後に行われるミッドウェーばかりが注目され、
珊瑚海海戦は脇に追いやられている。
それは現代でも、珊瑚海海戦直後も変わらないと森さんは言う。
連合艦隊司令部なんかも、みんなミッドウェーに夢中だったからだ。壮大だし、夢があるし。

要は珊瑚海で起こった錯誤、経験をミッドウェーで全然活かせなかった。
索敵の難しさや、米軍の対空射撃の綿密さなどなど。

対して反省もせずに勢いでミッドウェーに突入し、よもやの大敗北。
海軍は半減し、一気に敗戦へと突き進むわけだ。


反省というのは難しい。
どうしても妥協したいし、自分たちの非を認めなくてはならないというのはすごく気力が要るものだ。でもやらないと、次にはもっと大きい負けが待っている。






暁の珊瑚海 (文春文庫)/森 史朗

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初めての作家さん。
タイトルと裏の解説を参考に購入。

野間児童文芸賞と坪田譲治文学賞なるものをW受賞したとあった。









すごくつまらねー。
児童向けだからとかそういうことでもなさそうだ。
単調だし、わくわくしないし、ではタイトルの様に「静かな」生活なのかといえば
そうでもない。中途半端。

これが文学賞をとってしまうのかといささか愕然。この程度が。

またあとがき?解説?で北上次郎という作家さんが批評していたのだが、
「自分はいま傑作を読んでいるのだ」と言っていた。

むろん悪口は書けないだろうが、明らかに嘘、おべっか。出版社からのギャラが良かったのか?と疑いたくなる。もし本当にそう思って書いているのなら、プロの作家は引退した方がいい。



かわりに俺がなるわー








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