中国は民主的な政治を行うべきだとする劉暁波氏を投獄し、氏にノーベル平和賞を与えたスウェーデンを脅迫し、国内ではその事実を隠そうとやっきになっている。本質はやはり独裁国家であり西欧社会の基本システムである民主政治とは程遠い異質な国家なのだ。仮に日本であればそれが体制批判の内容であれ称賛しマスコミも放っては置かない筈だろう。共産主義独裁のままで政府の批判の自由もなく、経済だけは拡大し貧富の差や不平等は拡大するばかりの国家は世論をも操作し、軍備拡大と領土拡張を図り中華だけを信奉する国家でしかない。
二つ目の馬脚は自国の文化、歴史、政治を批判し他国、詳しく実態も分らず見ようともしない儘で中国などを称賛してきた新聞、ジャーナリスト、評論家などの進歩的な知識人の見立ての浅さ、思い込みや無知がはっきりしてきたことだろう。民主党の迷走外交の影響で日米安保がぎくしゃくして隙を見せたとたん、信奉すべきだった共産中国はなわばりを広げようとヤクザまがいの恫喝外交に転じ、ロシアも北方領土で悪乗りしようとしている現実がある。悪いのは日本で反省していれば良かった状況では無くなっているのだ。安全保障は米国にまかせ自己嫌悪と国家の主権への思考停止が今日の事態を招いた可能性もある。