ルパン三世時論
沢尻エリカが峰不二子を演じる事に賛否両論巻き起こっている実写版ルパン三世だが、
「問題そこ?!」と感じたファンは多い事だろう。
明らかに論点が違う。
いやいや、むしろ沢尻エリカは今のイメージもビジュアルもビッチ感(いい意味ね)も
不二子を演じるには割と正攻法で一番真っ当なキャスティングだ。
そこらの男には乗りこなせない雌猫の匂い。
清純イメージから外れる女優は日本では叩かれがちだが、スキャンダラスで悪女イメージな女優達はとても魅力的だ。半分以上は悪しきマスコミが過剰に作りあげたイメージだ。
日本にも70年代には加賀まりこをはじめそういった女優は数多くいたが今では全く浮かばない。
それよりもなによりも突っ込みどこはそれ以外のメイン全員でしょーがと・・
まあキャスティングされる役者に罪はなく
センスもかけらもない製作側や政治力によるものだろうが。
ルパン候補があの彼と聞いた時点で「どうせあのプロデューサーの企画であの監督がやるんでしょ」
と今からげんなりしている。
このキャスティングが発表された時点で、
雑誌「映画秘宝」の特集【愛すべきニッポンのバカ映画30】でも取り上げられたトンデモ映画、
『ルパン三世 念力珍作戦』
(ルパン三世を目黒祐樹、次元大介が田中邦衛、峰不二子を江崎英子、銭形警部を伊東四朗)のクオリティをも下回る事を今から約束されている。
漫画を原作として映画化するならたとえ駄作でも笑える駄作なら大歓迎。
最近は煮ても焼いても食えないどころか、逆に真正面から原作ファンの怒りを買う生真面目な駄作が多い。
そう思えれば"かの迷作"実写版「デビルマン」は皆が腹を抱えて笑える駄作の金字塔だとあらためて思う。
プロレス興行にも似たそれも一つのエンターテイメントだ。
今の日本にこそ笑顔を。だ。
宮崎"頑固爺"駿の功罪をきっかけにルパン三世はファミリー向け街道をひた走る作品になってしまったが、
やっぱりルパンは大人(男性)が愉しめる作品であって欲しい。
姫なんか救う必要などない。
ほっときゃいい。
だって犯罪者だもの。みつを
そう思うと演じる役者もちゃんと大人であるべきだ。
ルパンがルパンである為にキャストの重要なポイントは、
緩さ、ひょろりとしたビジュアル、並びの画的なスタイリッシュさ。
それと役作りをせずとも素材そのものが醸し出すナチュラルなキャラクターだ。
自分的に妥当な線を考えてみたりした。
オダギリジョー/ルパン
中村獅童/次元大介
伊勢谷友介/石川五ェ門
沢尻エリカ/峰不二子
光石研/銭形警部
ベタといえばベタだが、マニアックに走り過ぎてもいけない、
意外な配役や組み合わせならいくらでも出来るが、やっぱり役者同士の相性。
そしてあの完成系の原作キャラクター達を演じるのに相応しい観る側の安心感。
そしてあの衣装を纏ってもコスプレにならず
さらっと着こなし且つ画になりそうな点。
オダギリジョーなんかあの原色ジャケットをまんま着てもお笑いになるどころか完璧に着こなしてしまうだろうし、
あの飄々とした感じは"あの"役作りをせずとも「Lupin」という名の語感に違和感を感じさせないだけのビジュアルを持っている。
そう、原作物はビジュアルが重要○
安易に作られがちだが一番デリケートなジャンル。
奇をてらう必要はない。
優先すべきはファンの安心感だ。
ハリウッドはそこが巧い。
銭形警部は麿赤兒なんか全然良い味具合が目に浮かぶんだけど、
がしかし、
とっつぁんといえばあの名台詞
「まて~いルパ~~ン!!」
そう、追いかけなくてはいけない。
刑事は足。
そう言えるだけの見た目のフットワークの軽さも重要。
なにげにとっつぁんはトレンチコートと細身のパンツを着こなすスマートさを持っている。
一瞬、大森南朋を次元にと思ったが、
どうしても銭形警部に麿お父さんの顔がよぎってしまう。
でもやっぱり日本人監督がいいキャストでどれだけスタイリッシュに撮ろうとしても邦画独特のプラスチックのような軽い空気感が出てしまうのは否めない。
それこそ新春かくし芸になりがちだ。
日本の漫画だけどルパンだけは邦画の匂いはして欲しくない。
矛盾した話だけど。
ジョジョにもいえるかな。
こちらはヨーロッパかスペイン映画向きだ。
そこは海外作品でも活躍してる上記メンバーだけに、作品の舞台を海外に絞り、
ソダーバーグあたりに撮らせたら原作の70年代的空気や時代背景もうまく出しつつ、
実写化にありがちな安い漫画っぽさも消せる気がする。
まあ有り得ないっちゃ有り得ないが、今ならそうなってもおかしくない時代になった。
そんな妄想をあーだこーだしてると愉しいよね
余談だが、原作漫画版ルパンのサブタイトルクレジットには、シンプルだがどれもこれもウズウズする程秀逸で遊び心たっぷりな極上センスに溢れている。
第1話 ルパン三世颯爽登場
第2話 脱獄
第3話 死んでゆくブルース
第4話 アかせて頂戴あいつのハナ
第5話 サスペンス・ゾーン
第6話 シッパイ大作戦
第7話 魔術師
第8話 フウテン探偵
第9話 集まれ奇人ども
第10話 クレイジー・ルパン
第11話 健在ルパン帝国
第12話 王手飛車とり
第13話 ルパン殺し
第14話 賞金稼ぎ
第15話 シャモ狩り
第16話 ルパンに関する12章
第17話 どじ
第18話 死体品切れ
第19話 ナサケ御無用
第20話 俺はタダイマぬすっ人修行中
第21話 クール・タッチ
第22話 ドンデン返し
第23話 氷山の一っかく
第24話 トブな悪党
第25話 アノ蒼白き城を見よ
第26話 男1000匹
第27話 プレイ・メイト
第28話 五右ェ門登場
第29話 ブラック・ポイント
第30話 現代下剋上
第31話 鼠は死してシッポを残す
第32話 ルパンの法則
第33話 はなれ技
第34話 盗っ人ゲーム
第35話 ハプニング
第36話 あるヤングマンの場合
第37話 ルパン三世とアルセーヌ・ルパンの対決
第38話 遺産7200億
第39話 怪童
第40話 ジャリ
第41話 砕く
第42話 免許皆伝
第43話 殺しのない日(「殺と盗の……ない日」改題)
第44話 じん性ERO・ERO
第45話 男の中の女の顔
第46話 絶対突破
第47話 ウハニ
第48話 123死56
第49話 狂&狂
第50話 サイケデリック氏
第51話 サイケ好き
第52話 フレッシュ・マン
第53話 不二子が…
第54話 ハレンチ・マン
第55話 ルパンの大罪
第56話 DEAD HEAT
第57話 トリプルプレイ
第58話 失神す……
第59話 きわどいカラッポ
第60話 鼠
第61話 影対陰
第62話 サイケ馬鹿
第63話 サイケ一族
第64話 義賊部々員
第65話 アングラ学生
第66話 ルパン三世対女子大学生
第67話 殺ってよかった
第68話 第一人称
第69話 ストレート・フラッシュ
第70話 泰山鳴動鼠一匹
第71話 ルパン嵐
第72話 鬼
第73話 キミが殺れオレが葬る(その1)
第74話 キミが殺れオレが葬る(その2)
第75話 私を愛したルパン♥
第76話 バカとハジキは使いよう=テッテイ篇=
第77話 バカとハジキは使いよう=ナンセンス篇=
第78話 バカとハジキは使いよう=サスペンス篇=
第79話 バカとハジキは使いよう=エロチック篇=
第80話 任侠ルパン節
第81話 能ある悪党は牙をかくす(その1)
第82話 能ある悪党は牙をかくす(その2)
第83話 能ある悪党は牙をかくす(その3)
第84話 イヌも歩けばルパンにあたる(その1)
第85話 イヌも歩けばルパンにあたる(その2)
第86話 イヌも歩けばルパンにあたる(その3)
第87話 イヌも歩けばルパンにあたる(その4)
第88話 せいては盗をしそんじる(その1)
第89話 せいては盗をしそんじる(その2)
第90話 せいては盗をしそんじる(その3)
第91話 我が盗争(その1)
第92話 我が盗争(その2)
第93話 我が盗争(その3)
最終話 さらば愛しきルパン!
「砕く」
「キミが殺れオレが葬る」
「サイケ馬鹿」
もう堪らない・・
原作版はブラックジャックに並んで大好きな作品。
アダルトでウィットに富み、けれん味のある大人の漫画。
そして、
「ルパン三世」はさらりと着崩した極上のハードボイルドだ。
第1話 ルパン三世颯爽登場
第2話 脱獄
「問題そこ?!」と感じたファンは多い事だろう。
明らかに論点が違う。
いやいや、むしろ沢尻エリカは今のイメージもビジュアルもビッチ感(いい意味ね)も
不二子を演じるには割と正攻法で一番真っ当なキャスティングだ。
そこらの男には乗りこなせない雌猫の匂い。
清純イメージから外れる女優は日本では叩かれがちだが、スキャンダラスで悪女イメージな女優達はとても魅力的だ。半分以上は悪しきマスコミが過剰に作りあげたイメージだ。
日本にも70年代には加賀まりこをはじめそういった女優は数多くいたが今では全く浮かばない。
それよりもなによりも突っ込みどこはそれ以外のメイン全員でしょーがと・・
まあキャスティングされる役者に罪はなく
センスもかけらもない製作側や政治力によるものだろうが。
ルパン候補があの彼と聞いた時点で「どうせあのプロデューサーの企画であの監督がやるんでしょ」
と今からげんなりしている。
このキャスティングが発表された時点で、
雑誌「映画秘宝」の特集【愛すべきニッポンのバカ映画30】でも取り上げられたトンデモ映画、
『ルパン三世 念力珍作戦』
(ルパン三世を目黒祐樹、次元大介が田中邦衛、峰不二子を江崎英子、銭形警部を伊東四朗)のクオリティをも下回る事を今から約束されている。
漫画を原作として映画化するならたとえ駄作でも笑える駄作なら大歓迎。
最近は煮ても焼いても食えないどころか、逆に真正面から原作ファンの怒りを買う生真面目な駄作が多い。
そう思えれば"かの迷作"実写版「デビルマン」は皆が腹を抱えて笑える駄作の金字塔だとあらためて思う。
プロレス興行にも似たそれも一つのエンターテイメントだ。
今の日本にこそ笑顔を。だ。
宮崎"頑固爺"駿の功罪をきっかけにルパン三世はファミリー向け街道をひた走る作品になってしまったが、
やっぱりルパンは大人(男性)が愉しめる作品であって欲しい。
姫なんか救う必要などない。
ほっときゃいい。
だって犯罪者だもの。みつを
そう思うと演じる役者もちゃんと大人であるべきだ。
ルパンがルパンである為にキャストの重要なポイントは、
緩さ、ひょろりとしたビジュアル、並びの画的なスタイリッシュさ。
それと役作りをせずとも素材そのものが醸し出すナチュラルなキャラクターだ。
自分的に妥当な線を考えてみたりした。
オダギリジョー/ルパン
中村獅童/次元大介
伊勢谷友介/石川五ェ門
沢尻エリカ/峰不二子
光石研/銭形警部
ベタといえばベタだが、マニアックに走り過ぎてもいけない、
意外な配役や組み合わせならいくらでも出来るが、やっぱり役者同士の相性。
そしてあの完成系の原作キャラクター達を演じるのに相応しい観る側の安心感。
そしてあの衣装を纏ってもコスプレにならず
さらっと着こなし且つ画になりそうな点。
オダギリジョーなんかあの原色ジャケットをまんま着てもお笑いになるどころか完璧に着こなしてしまうだろうし、
あの飄々とした感じは"あの"役作りをせずとも「Lupin」という名の語感に違和感を感じさせないだけのビジュアルを持っている。
そう、原作物はビジュアルが重要○
安易に作られがちだが一番デリケートなジャンル。
奇をてらう必要はない。
優先すべきはファンの安心感だ。
ハリウッドはそこが巧い。
銭形警部は麿赤兒なんか全然良い味具合が目に浮かぶんだけど、
がしかし、
とっつぁんといえばあの名台詞
「まて~いルパ~~ン!!」
そう、追いかけなくてはいけない。
刑事は足。
そう言えるだけの見た目のフットワークの軽さも重要。
なにげにとっつぁんはトレンチコートと細身のパンツを着こなすスマートさを持っている。
一瞬、大森南朋を次元にと思ったが、
どうしても銭形警部に麿お父さんの顔がよぎってしまう。
でもやっぱり日本人監督がいいキャストでどれだけスタイリッシュに撮ろうとしても邦画独特のプラスチックのような軽い空気感が出てしまうのは否めない。
それこそ新春かくし芸になりがちだ。
日本の漫画だけどルパンだけは邦画の匂いはして欲しくない。
矛盾した話だけど。
ジョジョにもいえるかな。
こちらはヨーロッパかスペイン映画向きだ。
そこは海外作品でも活躍してる上記メンバーだけに、作品の舞台を海外に絞り、
ソダーバーグあたりに撮らせたら原作の70年代的空気や時代背景もうまく出しつつ、
実写化にありがちな安い漫画っぽさも消せる気がする。
まあ有り得ないっちゃ有り得ないが、今ならそうなってもおかしくない時代になった。
そんな妄想をあーだこーだしてると愉しいよね
余談だが、原作漫画版ルパンのサブタイトルクレジットには、シンプルだがどれもこれもウズウズする程秀逸で遊び心たっぷりな極上センスに溢れている。
第1話 ルパン三世颯爽登場
第2話 脱獄
第3話 死んでゆくブルース
第4話 アかせて頂戴あいつのハナ
第5話 サスペンス・ゾーン
第6話 シッパイ大作戦
第7話 魔術師
第8話 フウテン探偵
第9話 集まれ奇人ども
第10話 クレイジー・ルパン
第11話 健在ルパン帝国
第12話 王手飛車とり
第13話 ルパン殺し
第14話 賞金稼ぎ
第15話 シャモ狩り
第16話 ルパンに関する12章
第17話 どじ
第18話 死体品切れ
第19話 ナサケ御無用
第20話 俺はタダイマぬすっ人修行中
第21話 クール・タッチ
第22話 ドンデン返し
第23話 氷山の一っかく
第24話 トブな悪党
第25話 アノ蒼白き城を見よ
第26話 男1000匹
第27話 プレイ・メイト
第28話 五右ェ門登場
第29話 ブラック・ポイント
第30話 現代下剋上
第31話 鼠は死してシッポを残す
第32話 ルパンの法則
第33話 はなれ技
第34話 盗っ人ゲーム
第35話 ハプニング
第36話 あるヤングマンの場合
第37話 ルパン三世とアルセーヌ・ルパンの対決
第38話 遺産7200億
第39話 怪童
第40話 ジャリ
第41話 砕く
第42話 免許皆伝
第43話 殺しのない日(「殺と盗の……ない日」改題)
第44話 じん性ERO・ERO
第45話 男の中の女の顔
第46話 絶対突破
第47話 ウハニ
第48話 123死56
第49話 狂&狂
第50話 サイケデリック氏
第51話 サイケ好き
第52話 フレッシュ・マン
第53話 不二子が…
第54話 ハレンチ・マン
第55話 ルパンの大罪
第56話 DEAD HEAT
第57話 トリプルプレイ
第58話 失神す……
第59話 きわどいカラッポ
第60話 鼠
第61話 影対陰
第62話 サイケ馬鹿
第63話 サイケ一族
第64話 義賊部々員
第65話 アングラ学生
第66話 ルパン三世対女子大学生
第67話 殺ってよかった
第68話 第一人称
第69話 ストレート・フラッシュ
第70話 泰山鳴動鼠一匹
第71話 ルパン嵐
第72話 鬼
第73話 キミが殺れオレが葬る(その1)
第74話 キミが殺れオレが葬る(その2)
第75話 私を愛したルパン♥
第76話 バカとハジキは使いよう=テッテイ篇=
第77話 バカとハジキは使いよう=ナンセンス篇=
第78話 バカとハジキは使いよう=サスペンス篇=
第79話 バカとハジキは使いよう=エロチック篇=
第80話 任侠ルパン節
第81話 能ある悪党は牙をかくす(その1)
第82話 能ある悪党は牙をかくす(その2)
第83話 能ある悪党は牙をかくす(その3)
第84話 イヌも歩けばルパンにあたる(その1)
第85話 イヌも歩けばルパンにあたる(その2)
第86話 イヌも歩けばルパンにあたる(その3)
第87話 イヌも歩けばルパンにあたる(その4)
第88話 せいては盗をしそんじる(その1)
第89話 せいては盗をしそんじる(その2)
第90話 せいては盗をしそんじる(その3)
第91話 我が盗争(その1)
第92話 我が盗争(その2)
第93話 我が盗争(その3)
最終話 さらば愛しきルパン!
「砕く」
「キミが殺れオレが葬る」
「サイケ馬鹿」
もう堪らない・・
原作版はブラックジャックに並んで大好きな作品。
アダルトでウィットに富み、けれん味のある大人の漫画。
そして、
「ルパン三世」はさらりと着崩した極上のハードボイルドだ。
第1話 ルパン三世颯爽登場
第2話 脱獄









