病院の選択に悩んでいたが、決断をしなければならない。


現状まとめると

①今現在通っている病院は婦人系の癌治療をやっているが、大病院ではない

②担当の先生は妻は相性が合い、治療開始もスムーズにできる

③周りの大半の人は大病院が良いと勧める

④大病院の方が安心感はある、が、最初の予約が大分先で治療開始が遅くなる


とても、悩んでいた。


妻の意見は最優先だ。妻は今の先生と相性が合うと言っている。

なので、まだ会ったことない私が先生と話してみたいと思った。


先生と話す時間を設けて貰った。



よく、ネット等では「セカンドオピニオン」の検討を話すだけで、快く思わない先生もいると見たことがある。しかし、ここはそんなことを気にせず、こちらが思っていることを話す必要があった。


当日、妻と先生と私で話した。



改めて、現状の妻の状況を検査結果と共に一から説明をしてくれた。

その中でも、質問をすれば丁寧に答えてくれた。


そして、セカンドオピニオン問題。

「今、知り合いから○○病院を勧められていて、受診も検討している。セカンドオピニオン、もしくは受診次第によってはそちらで治療も考えるかもしれません。

実際、こちらと大病院ではどの様な違いがありますか?」

と単刀直入に聞いてみた。


先生は「あー、○○病院有名ですよね。セカンドオピニオン良いと思いますよ。

ただ、ご自宅から遠いですよね?ご自宅から近くの○○病院も乳癌治療で有名な先生もいて、通いやすいので、こちらから勧めようかなと思っていました。」


ネットで見ていた情報とは違く、先生は自ら、通いやすい自宅の近くの病院も勧めてくれた。


小さい病院と大きな病院の違いについては

・保険外治療等は大きい病院にしかできない

・有名は先生はいて、担当はしてくれる。が、執刀はもしかしたら違う先生の可能性がある

・大きい病院は術後、形成が必要であればそのまま同じ病院でできる

・この病院では手術はできるが、形成はできないため、形成が必要であれば違う病院に行かなければならない


等の現病院と大病院の説明をしてくれた。


「今すぐではなく、まだ時間はあるので、二人で話し合って決めた方が良いですよ。紹介状が必要であれば書きますよ」

と先生は言った。


正直、嫌な顔をせずきちんと説明をしてくれる先生に好感を持てた。



その後、今後の治療としては

抗がん剤治療→手術→放射線治療(必要であれば)→ホルモン治療(必要であれば)

の予定である説明。


抗がん剤治療前に、生理を止める薬を使うのでそのリスク説明、手術をする際に予定されている手術方法(部分切除で傷跡が目立たない)を説明された。  


時間にして1時間くらいの時間を取ってくれてしっかり話をできた。 



家に帰り妻と話した。妻の中でも私の中でも心の中では決まっていた。


今の先生に任せよう。

必要だと感じたらセカンドオピニオンにいこう。