ブラジル人20人フィリピン人40人と働くさっちゃんがお送りする外国人あるあるです。
今日はフィリピン人のお話。
彼女たちの派遣会社は今日が給料日。
「私、今日だけお金持ち。すぐフィリピンにすう~と行っちゃう。」
フィリピン人は小さな子供をフィリピンに残して、
日本で働いている場合が少なくありません。
子どもが成人になっても、両親や甥っ子姪っ子のために仕送りしています。
親の面倒をみるのは当然で家族みんなで協力するのですが、
どうしても外国で働いている人にお金の負担が増えるみたいです。
私はまだ、この会社に入って一年にもなりませんが、
私に小さな子供がいないとわかると、残業しない私が不思議なようで
「どうして残業しない?」とよく聞かれました。
私「う~ん。疲れる。8時間でじゅうぶん。」
彼女たち「・・・」
疲れるは理由にならないようです。
私「お金も欲しいけど、時間も欲しいから。」
彼女たち「?」
日本語がわからないのか意味がわからないのか理解できないようです。
私は彼女たちのわかる日本語を駆使して説明する気にもなれず
「わたし、お金いっぱいある。」
彼女たち「いいね!私にちょうだい。」笑っています。
「お金ほしい」
残業2時間、土曜出勤当たり前。
一日中立ちっぱなしの仕事で決して楽ではないけれど家族のために頑張る彼女たち。
すごいです。