『しつけは和裁用語☆』

 

 

『「折檻(せっかん)」という言葉は中国の故事に由来する。

 前漢の成帝が、

 朱雲のいさめに怒り、

 朝廷から引きずり出そうとした。

 朱雲は檻(てすり)につかまって抵抗し、

 檻は折れてしまった。

 

 日本語では親が子供を懲らしめることを意味するが、

 本来の用法は

 目上の非を認識させるために厳しく意見を言うことだそうだ。

 漢字学者の阿辻哲次さんの

 『故事成語 目からウロコの85話』に教わった。

 

 法制審議会が、

 親が子を戒めることを認める民法の「懲戒権」を削除すべきだ

 との答申をまとめた。

 児童虐待を正当化する口実になっていると指摘されていた。

 いかなる理由であれ、

 暴力は許されない。

 体罰は大人の非であるという理解が広がるといい。

 

 「親はしつけをどうすればいいか」という疑問には、

 小児科医の内藤寿七郎博士に答えがある。

 しつけは和裁用語で、

 本縫いする前に生地をくせ付けるため、

 弱い糸で縫うことから来る。

 

 「いい子にしようと思うあまり、

  強い糸で子供の個性をきちきちに縫いつける必要はないのです。

  しつけ糸のように、

  優しくゆるやかに根気強く」。

 これも由来を知っておきたい言葉である。』

 

 

 

これは、

2022年(令和4年)2月21日(月曜日)の

讀賣新聞『編集手帳』欄の記事です。

 

 

 

しつけは和裁用語で、

本縫いする前に生地をくせ付けるため、

弱い糸で縫うことから来る☆

 

 

なるほど。。。

 

はじめて知りました^^;

 

 

 

 

 

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