『起きてもいないことを想像することが防災の生き方だ☆』

 

 

『古来の災害を調べてきた歴史学者の磯田道史さんは、

 現在は

 「災後」

 ではなく

 「災間」

 だと述べている。

 地震、津波、風水害…

 常に災害と災害の間に生きていて、

 この現実から逃れられないと。

 

 近く発生から10年を迎える東日本大震災の被災地である

 福島、宮城を

 震度6強の地震が襲った。

 けが人多数、

 建物の破損などが報告されたものの、

 亡くなった人がいるとの報を聞かない。

 深夜の突然の強震だったにもかかわらず、

 である。

 

 多くの家庭で、

 家具の倒壊や落下物への警戒がされていたからだろう。

 災間の備えの結果とみていいのではないか。

 

 すこしだけホッとできたのもつかの間、

 今来ている災間は忙しい。

 低気圧が急発達し、

 東北に激しい雨が降り注いだ。

 土砂崩れをはじめ地震で緩んだ地盤の崩壊が懸念されている。

 念のための避難が命を守る場合がありそうである。

 

 磯田さんは

 「起きてもいないことを想像することが防災の生き方だ」

 とも語る。

 「信長が殺された時、

  京都で戦う作戦を持っていたのは秀吉だけ。

  勝者の法則です」。

 災害と災害の間に生きる現実を受けいれつつ、

 勝利することをめざそう。』

 

 

 

これは、

2021年(令和3年)2月16日(火曜日)の

讀賣新聞『編集手帳』の欄の記事です。

 

 

 

起きてもいないことを想像することが防災の生き方だ☆

 

 

なるほど。。。

 

そうかも知れませんね!

 

 

 

 

 

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