『魂を込める!』
赤々とコークスが燃える
小さな炉のある工房に、
鉄を叩く音が絶え間なく響く。
釜(かま)屋さんの作った茶釜に、
職人が勘で測った取っ手「鉉(つる)」を付け、
はじめて鉄瓶(てつびん)となる。
使われる素材も
技術も
職人までもが、
まったく別のものとは
たいていの人は知らないだろう。
こんな記事が、PHPの3月号に載っていた。
南部鉄瓶・・・・・。
NHKの「どんど晴れ」の平治さんを思い出す。
頑固に、
魂を込めてつくられた
鉄瓶で、
やさしい味の、お湯が沸く・・・・・。