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今日から又、《アスペルガーな元旦那》 シリーズを書きます。
(勝手にシリーズといっている)
これは、離婚前の“広汎性発達障がい”を知らなかった頃の話です。
元旦那は、頼んだことや言ったことをすぐに忘れてしまいます
でも、忘れるのか、正確に理解していないのか、始めから ちゃんと聞いていないのか、は 本当は分かりませんでした
(理由は話してくれないので)
娘が幼稚園の年長の時のことです。
運動会の開催は、前年までは園庭でした。
だけど手狭になったので、この年は幼稚園の近くのA小学校の校庭を借りての開催でした。
(《アスペルガーな元旦那⑦》の大玉ころがし事件の次の年です)
家族の予定を言っても、1~2度だと忘れるのを知っていた私は、
「○月△日は、幼稚園の運動会だよ
今年は園庭じゃなく、A小学校の校庭だよ
場所取りお願いね」
と、旦那が仕事のシフトを組む前から言って、1ヶ月前から毎週言って、3日前にも言いました。
カレンダーにも色分けして家族の予定を書いています。
そして、「カレンダーの予定を見てね」と、
年じゅう言っています。
(ニワトリ待遇)
前日に、
「明日は幼稚園の運動会だからね。場所取りお願いね」と言うと、
「大丈夫分かってるよ
」と言うので、
良かった!と思っていました。
当日の朝は お弁当を作りながら、元旦那を起こして送り出し、安心してお弁当を作っていると、程なくして戻って来たのです
えっ
シートをひいて、そこで待ってることになっているのに
びっくりして玄関まで行き、
「何で戻って来たの」
と、聞くと、
「誰もいなかったよ~」
と、言うのです
絶対そんなはずはない
早い人は開門を並んで待っているのに
うちは、どうせ元旦那が早く起きれないと思い、ゆっくり目なんだから
私はすぐに『幼稚園に行ったんだ』と思い、
「運動会、幼稚園じゃないよ」
「何度も言ったじゃない」
と言うと、得意になって、
「M小に 行ったよ」
「なにぃ~」
「私、A 小って言ったよね」
幼稚園の最寄りの“A小学校”と言っていたのに、勝手に思い込んで、学区の“M小学校”に行ったのです
「普通、間違っても、誰もいなければ気付くよね
去年も一昨年も行ってるんだから
早く行って場所が無くなる
」
私は、目玉が飛び出しそうな位、びっくりして怒りました
そして物忘れは、息子が産まれると、益々目立っていきました
つづく