《これは離婚前の、息子が小学校入学前の話です》
もし通常学級に入学するのなら、運動会に参加するM小学校 へ。
特別支援学級だったら、隣の学区のW小学校に入学になります
全国的にはどうなのか分かりませんが、我が家の市では、特別支援学級は各小学校になく、近くの2~3校に1校しかありませんでした。
運悪く、当時住んでいた学区のM小にはありませんでした。
それも通常級に入学させたい理由でした。
支援級を選択してW小に通学した場合、M小の子供達がゾロゾロ通学班で登校して行く中、私と息子は反対方向に歩いて行かなくてはいけないのです
近所の子供達と同じ小学校に行けなくて、通学班の流れに逆らって、淋しすぎです
『悪いことしている訳じゃないんだから、気にしなくていいじゃない』
と言う人もいますが、私はそんなにメンタル強くありません。
それに、面白おかしく話題にする子(人)って いつの時代にも必ずいます。
どの子も学区の学校に入学すれば、健常の子供達も、障がいのある子供達と関わることで、偏見や差別的な見方を無くして、助け合う心を育む良い機会だと思うのですが
欧米では、体が不自由、発達障がい、知的障がい等、障がいのある子供達も(障がいが重くなければ)、健常の子供達とも皆同じ小学校で学べると、聞いた事があります。
日本も、そうなってくれることを願います
前置きが長くなってしまったのですが
運動会に参加した話です。
息子には、運動会に参加する前から、何度か M 小の運動会に行くことと、競技の説明をしていました。
でもM 小に着くと、落ち着きなくウロウロ歩き始めました。
ちょうど水のみ場の所に来て ふと回りを見ると、私達の方をチラッと見る女性が…。
女性は近くにいる人に手招きしながら、「ねえ、見て!」 と口に手を当て 小声で言っていました
えっ?!何だろう?と思っていると、その女性と目が合いました。
すると、あからさまに『ハッ!』とした顔をして、コソコソ行ってしまいました。
知らない人でしたが(多分)、私達を知っていたのでしょうか。
向こうは何の気なしにやったのでしょうが、嫌な気持ちで今でも忘れられません
「未就学児の競技に参加の方は○○に集合して下さい」
アナウンスが流れました。
気を取り直して競技に参加です
つづく