毎日

同じ電車に乗っている。

車両の中も。

窓から見える景色も。

いつも乗ってくる人の流れも。


同じ電車に乗っていると

その電車と友達になる。

一番お気に入りの場所へ

連れて行ってくれる。


いつも乗る電車の後ろには

今まで走ってきた電車の軌跡を綴ったレールと

わたしが走り抜いてきた人生のレールとが

重なって見えるのだ。