わずかに


雑草の生えている空地は


誰を待ち続けているのだろう。


まだ誰も


足を踏み入れていない。


そっと耳をすませると


誰かを待っている声が


傍で聞こえてくる。


『誰か住んでくれないかなあ』


その声は


熱い路上で


今もこだましている。










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