ツクシのこと-その2- | らくのブログー猫がいる日常ー

らくのブログー猫がいる日常ー

ペットショップでディスカウントされていたアメショの子猫。抱っこしますか?に乗せられて連れ帰ったのが猫との馴れ初め。複数なんてとても…と思っていたのに、いつのまにやら多頭飼い。わらわら居るのが当たり前に。慣れるって恐ろしい。

これからはツクシの思うままにさせてあげようとは言った。でも外出は勘弁と言ったじゃないか。

12月19日昼過ぎ、ツクシ脱走。ちょっと目を離した隙のことだった。

庭のフェンスを乗り越えて、いつものルート。いつものように夕飯までには帰るだろうと裏口を開けておく。

でも、その日は帰らなかった。他の子を部屋に閉じ込めておくわけにもいかず。裏口を閉めて時々様子を伺う。外に出て名前を呼んでみる。が、気配が無い。

夜中父さんが外に出ると、家の前の側溝から声がする。「ツクシ!」と呼ぶと返事をする。通りの側溝は全て蓋がされているので、グレーチングの部分を開けて覗くと走り去る白い影。そのまま何処へ行ったかわからなくなった。

通行の邪魔になってはと蓋を閉め、入ったのなら出口もあるだろうと待つ。

2日経っても3日経っても気配無し。裏口は帰れるように開けて頻繁に呼びかけ、父さんは町内から周辺エリアまで、側溝を覗き隠れそうな所を何度も見て回ったが、猫の姿はあってもツクシではなかった。近所の猫が集まる家に聞いても見かけていないと言う。

警察と保健所に届けを出した。


ツクシが姿を消して4日。病気持ちの身体で最悪の事態も考える。23日から家に工事の人が入るので、ツクシが帰るにも入りづらくなるかもしれない。朝、父さんはもう一度見回りに出た。暫くしてLINE。ツクシが家の前の側溝にいた。

外に出るとグレーチングを外して父さんがツクシの退路を絶っていた。キャリーとチュールを持ち出し、蓋の開いた側溝を覗いてツクシを呼ぶ。父さんが少しずつツクシを追い立て、チュールの皿に頭を突っ込んだところで捕獲成功!

帰ってまいりました、4日振り。大分腰が細くなって歩くのもしんどそう。身体を拭いて虫取りを垂らし、チュールを舐めさせてベッドに寝かせる。

いったい外で何があったのか、今まで側溝に入った事はなかったと思うのだが…

それから丸一日ベッドで寝て、ご飯もウェットを少しずつ寝たまま食べさせる。少しずつ少しずつカムバック

そして本日28日。ほぼ正常運転に戻りました。階段の掛けションも復活(この時ばかりは、帰って来なけりゃ良かったと思ったり)

ツクシさん、マジで今後は外出禁止です。外で何かあっても母さん助けられませんからね!

「へーい」

「姉ちゃん、あんまり反省してないと思う」byマロぽて



またまた、おまけ


ぽてと、ただいまトライアル真っ最中

先住お兄ちゃん猫がいるので、先ずは優雅に1人部屋。懐っこいぽてと君はお父さんお母さんをあっという間に虜にして、残るはちょっとビビりなお兄ちゃん。

頑張れぽてと、暫く猫被っとけよ

「了解!」