さあ寝ようと部屋に入ると、ベッドの上に置いた猫ベッドの向こうで何やらスンスン嗅いでる奴がいる。見れば猫ベッドからのゲロ…
「僕が見つけたの」
猫ベッド及びカバー類全滅。時計を見れば1時前。洗濯機を回しながら、布団に消臭スプレーを掛けドライヤーで乾かす。耳障りな音にひたすら届かない猫パンチを繰り出す奴も…
「成敗してやったんだ！」
目覚ましを6時半にセットしてやっとのことで就寝。
時計のアラームは聞こえた。あと少し、と布団の中のチビを抱えたのも覚えているのだが、15分くらい経ったかと時計を見れば7時20分…！！！薄暗い曇り空に時間の感覚を狂わされた。
猫達にご飯を食べさせ大慌てで掃除洗濯。バタバタと動いていると足元に違和感を感じた。床には点々と茶色い染みが…キッチンのラグ上のゲロに気づかずスリッパであちこち引きずった模様。ここへ来て床掃除は痛いがこのままにはしておけず雑巾掛け。
「だれがケロったのかしら」
「さぁ…」
タイムリミットが迫る中、色々端折って残るは寝室の掃除機掛け。そして見つけてしまったダメ押しの💩は私のベッドの枕元に。またまたカバー類をひっぺがして洗濯機に放り込む。仕上がりを待つ時間は無く、父さんに頼んで飛び出す朝は1日の体力を使い果たした気分。母さんこれから仕事なんだけどなぁ。
「行ってらっしゃーい！」
頼むから💩はトイレに出し切ってくれたまえよ、君。