儚い長男の通院途中道路に横たわる小さな姿を見つけた車を降りて近づけばもういけないことは明らかで車に積んでいた段ボールにペットシーツを敷いて納めた生後半年かそこらの子猫に見えた役所に電話しようと顔を上げると通りの向こう団地の中へと消えてゆく黒かサビ色の背中母親か仲間か倒れた子が心配でずっと見守っていたのだろうか…