庭で二階組を遊ばせていると、どこからか子猫が鳴いている声が聞こえる。うちの二階のチビだろうか?でも、なかなか鳴き声が止まない。うちの子だったら、ママが側にいるはず。何かあればすっ飛んでいくだろうに。この暖かい陽気で、また外猫が生まれてしまったのだろうか?遠い様な近い様な。暫くして鳴き声は止んだ。日が西に傾いて薄ら寒くなってきた。四女を抱え、長男三女を呼び寄せる。家に入るとまた鳴き声が。不安に駆られ二階へ上がると、どうやら鳴いているのはうちのチビらしい。慌てて部屋に入ると、ベッドの上でママさんがオッパイを飲ませている。が、一匹足りない。床に転がるダンボールが鳴き叫んでいる。座椅子に置いてチビの遊び場にしていた小さなダンボール箱。何かの拍子に転がって、入り口が下になり出られなくなった模様。救助隊が助け出すと、出てきたチビがしがみついてくる。怖かったんだねぇ。それにしてもママさんはのんびりしたもんだ。かわいそうなチビをママの側に「ほい」と置くと夢中でオッパイにしゃぶりついていった。