バンバンカシカシシャーーグルルルルル…二階が騒がしくなった。寝室の入り口につけた猫ドアを挟んで次女と長男がやり合っている。夏の間は風通しをよくする為にワイヤーパネルを取り付けていた。中の様子が一目瞭然では、苦手な長男四女のホワイティーズと顔を合わせるのがいやであまり二階に上がって来なかった次女。まあ、一階のほうが涼しかったということもあるのだろうが。寒くなったのでドアを交換すると、小さな猫ドアだけが覗き窓。二階の探検に次女が上がってくるようになった。本当は寝室のベランダで日向ぼっこしたいのかもしれない。二階組がやってくるまでは家中自由に闊歩していたのだ。諦めが早いのか、長女はさっさと一階を自分のテリトリーと決めて二階には上がって来ない。しかし次女は面白くない。片や長男は寝室をもうすっかり自分のテリトリーとしている。挑発するように寝室に近づく次女。気配を察知して駆け寄る長男。互いに気に入らない相手に向かって威嚇し、思い切りパンチを繰り出す。お二人さんよ、なんとか折り合いをつけてはくれないものか。あの薄っぺらいプラスチックの猫ドア、ロックはいつまでもつだろうか。