あとひと月で卒業式シーズンが

始まりますね。

3月には街に袴姿がちらほら

見かけられるようになり

楽しみです(^^)


今日のテーマは袴の中について。

振袖をお持ちになっている方が

袴だけレンタルされる場合、

ごくたまに振袖用の袋帯を

持参されることがあります。

振袖でも、袴の下には半幅帯を

締めます。

後ろでリボンの形の文庫結びにして

土台にし、袴の前ひもを掛けます。

最近では付け帯の帯の部分だけを

巻いて後ろの文庫結びのところが

無い状態で袴を着ている方も

いらっしゃいます。

本来は後ろが結んだ帯でふくらむ為

袴は後ろが長く作られています。

その後ろ部分がストンと絶壁に

なっていると、違和感を感じて

しまいます。

付け帯の出来上がった文庫に

ひもをかけて土台にすると

強度に問題がありそうですし

付け帯が歪んでしまったら大変なので

オススメできません。

もし前の部分しか無ければ

文庫のあるはずの場所にタオルを

折って挟んで土台にすると

いいですね。

そうすれば後ろの程よいふんわり感も

生まれます。

袴をレンタルすれば大体のところは

半幅帯もセットで付いてきますので

ご心配なく(^^)