ママ振りを娘に着せたい!

でもデザインの地味さで

今の振袖との差を感じさせたくない!

そんな葛藤からポツポツ小物を

揃え直し、いよいよ

前撮り!!である照れ


職場である写真館で自ら

着付けを担当する。

美容室でヘアメイクを

してもらうのを待っている時は

そわそわが止まらなかった。

帯を畳んで準備して、美容室から

出てきた時は、驚いた。

さすがプロのメイクは上手!!

娘が超美人(当社比)

に仕上がっていた!

ニキビ跡も消え、別人かと笑い泣き


ここでまず、1度目の

涙の込み上げが。しかーし!

ここで泣いてしまうと娘が

もらい泣きしてしまうかもしれない。

せっかくのメイクが台無しになる!

と考えてグッとこらえた。

以前もこちらで書いたのだが

二十歳のお客様に振袖を

着せている時でさえ

親戚のおばちゃんのように

感慨深く成長を喜んでしまう。

自分の娘だったらどうだろう。

…………

結果は……グッとこらえた。自分で

自分を褒めてあげたい(古!)



小さい時は私から離れなかったな

反抗期の時は結構バトルしたな

大変な時も楽しい時もあったな

あっという間に大きくなったな

目頭が熱くなるのをこらえて。

子供の時から何度も着物を

着せているのに。不思議だ。

黙々と着せて…撮影に向かう。

着付けに引き続き、カメラの前での

振付けも担当させてもらった


子供が成人するってこんな気持ちなんだ



私の母もこんな気持ちだったんだな。



改めて母に感謝しよう。

私の成人式も見られなかった

亡き父にも、感謝でいっぱいだ。

娘と共にいてくれる家族をはじめ

全員に感謝。

私と同じ時代にいてくれる

全員に。心から。

ありがとうございます!


二十歳の私(左)と娘(右)