私の着物のほとんどは親からの
お古です。
古着屋さんで昭和や大正の
アンティーク風なものがあっても
164センチある私には到底
着られません。
150センチくらいならたくさん
ありますが、155センチくらいでも
若干厳しいです。
162センチあった母の着物でも私には
裄が5センチくらい短く、手首がにょっきり出てしまいます。
昭和の頃は、今ほど裄が長く
作られなかったようです。
着物が日常着であった頃、あまり
長いと家事の邪魔になるので
実際の裄丈よりも若干短く作って
いたと母に聞きました。
でも今は家事をする場合は木綿か
ポリエステル素材のものを
着るので、短い正絹の着物は
悩ましいところです。
洗い張りや裄伸ばしをすれば手首も
隠れるように仕立て直してもらえます。
気に入った着物ならば手をかけて
生まれ変わるのもありかと
思っています。