私の持っている着物はほとんどが
母から譲り受けたものです。
身長はあまり変わらないのですが
裄が短いので、いつも手首が
少し見えてしまいます。
しかし、細かいことは気にしない
性格の持ち主なので、肘を曲げたり
工夫してどんどん着ています。
その中のひとつに、白地に
黄色く所々にシミができていた
大島紬がありました。
八掛という裏地が濃い青色で
とても綺麗で、シミのせいで
着られないのはとても惜しい!
蚊絣(かがすり)模様も同じ青色の糸で
織られていて、着られないのは
もったいないと考えたのです。
そこで、お得意の(^^)電話帳で
染物屋さんを探し(20年ほど前
でしたのでね❣️)たまご色に
染め直してもらいました。
染め直してもらうついでに
裄も長くしてもらいました(^^)
シミと同じような色に染めたことで
全くわからなくなり、着物として
よみがえり、ワクワクしました。
これに合う帯を持っていなかった
ので、古着屋さんをめぐりました。
染め直した着物を持参して合うものを
いろいろ探しました。この帯探しも
とても楽しかったのを覚えています。
最終的に、ある古着屋さんで
菊唐草の名古屋帯を見つけた時は
ビビビと感じました(聖子ちゃん世代
なのでね(^^;)
嬉しくて嬉しくて、毎日ながめて
いたのを思い出します。
今回のコーディネートは
帯が反対色なので、帯揚げ帯締め
などの小物は着物と同系色にして
うるさくないようにスッキリ
させました。
これは秋によくしていた
コーディネートです(^^)