着付師という職業柄

下は0歳、上は人生の先輩まで

着物の着付けをさせていただいています。

今ではほとんどの方が

人生で1、2回しか着物を

着ないのかもしれません。

そんな貴重な、大切な瞬間を写真に

残していただく。

それはお宮参りだったり、七五三

成人式、結婚式の前撮りだったり

様々です。

着物を着せることは

私にとっては日常でも

お客様にとっては一生に一度の

貴重な着物体験かもしれません。

最高の思い出になって欲しい。

一期一会の気持ちです。

着付けが済んで撮影の補助に入るとき

私は横で、常に笑顔でいる

ようにしています。

撮られる時の気持ちがわかるからです。

最初のうちはカメラマンに

あれこれ指示され、これで良いのか

不安になる事もありました。

周りのスタッフが

苦虫を噛み潰したような顔をしてたら。

そこまでじゃなくても

真顔でつまらなそうだったら。

笑顔はそれだけで人を安心させます。

撮られている人が私を見た時

目が合ったら必ず笑顔で頷きます。

「大丈夫、これでいいんだよ」

と伝えたいから。
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最高の笑顔を見ると元気になります