ここに書かれた内容は、英国の動物専門家、オーガスタス・ブラウン氏の新刊本、『Play It Again, Tom
』
(2007年10月出版)から、英デイリー・メイル紙が抜粋、掲載したものに基づいています。
犬は一週間前に残された人の指紋を嗅ぎつける事ができる。彼らの嗅覚は非常に繊細で、電気すら嗅ぐ事ができる。ある研究者の実験で、犬は二つある箱のうち、どちらに電流が流れているか、ちゃんと嗅ぎ分けたという。
帯電すると極微量のオゾンが解き放たれ、それを犬は感知できるからであろうと研究者は結論づけている。そして、この鋭敏な嗅覚の源は湿った鼻先にあるのだ。
湿っ
たなめし皮のような表面はマジックテープ(面ファスナー)のような働きをし、臭いの極小の微粒子すらキャッチし、それが鼻先に溶け込み、内部の臭いの受容
体細胞により分析されるという仕組みになっている。犬は鼻先を湿った状態に保つために、つねに鼻腔から粘液を分泌する必要があるのだが、毎日、平均
500ccの粘液を分泌していると考えられている。
犬はブリットニーよりもバッハを好む。ある研究
で、何百頭もの疲れている救助犬に様々な種類の音楽を聞かせたところ、人声やブリットニー・スピアーズのようなアーティストによるポップ・ミュージックは
ストレスを感じている犬を落ち着かせるのに全く役に立たなかったという。ヘビメタやグランジにいたっては、犬たちをますます苛つかせる始末であったそう
だ。例えば、メタリカというバンドの曲を流した時など、犬たちはうるさく吠え始めたそうである。
しかしながら、これら音楽の対極にあるクラシック音楽をかけてみると、犬たちは最もリラックスし、楽しんだそうである。彼らはとりわけバッハの曲を好んだという。
雄犬は左利き、雌犬は右利きの傾向が強い。一方、猫は一般的に左利きである。いくつかの研究から、物をもてあそぶ等、複雑で操作性のいるタスクをする時、猫の20%は右前足を使うのに対し、38%は左前足を使うことが判明している。残りの42%は両手利きだったという。
猫を飼う人の多くは、家族が車で帰宅する時、猫はそれを事前に察知すると考えているが、おそらくそれはヒトが近づいて来る車の音に気づくずっと前に、猫は飼い主の車が発する独特の高周波音を聞きわけているからである。