あなたは黄色がお好きですか?
無性に黄色が気になることがありませんか?


黄色はすべての色の中で最も明るく光りに近い色です。

古代エジプトでは黄金(金色)と同一視され永遠の象徴でした。

インドやバリ島などの寺院では、黄金の仏像のキラキラしたイメージと結びつき、黄色が聖色として掲げられています。


また、農耕民族にとって黄色は稲穂など豊穣を連想させる色でもあります。



幼児は黄色が大好きです。

「これは何?」「あれは何?」と周りのものを指差して、外へ外へと欲求を拡大してゆく子供たちの心そのものが黄色の性質と似ています。


幼児に限らず、自分の欲求を不安なく出せる気分の時に黄色に惹かれる事が多いようです。


色彩心理的に黄色には、『外交的』『やる気』『希望』『上昇志向』『好奇心』『明るい』『前向き』『ユーモア』『フレンドリー』『天真爛漫』等のプラス面と『騒々しい』『嫉妬』『軽率』『幼さ』『奇抜』『甘え』『自己中心的』『お調子者』等のマイナス面があります。


黄色の好きな人は、好奇心旺盛で自己実現に意欲的ですが、やや、褒められたがり屋なところがあるようです。


黄色が美しい絵画を探してみました。



浜口陽三『レモン』




大岩オスカール『シャドウキャットとライトラビットの出会い2』




野地美樹子『きいろい贈り物』





東山魁夷『秋径』





田淵俊夫『秋はぜる』





高島野十郎『林辺太陽』





小林古径『鉢』





片岡珠子『面構 東洲斎写楽』





キース・ヘリング『モントルー』





マックスフィールド・パリッシュ

『Mary Mary quite contrary』




ジョン・レインズ『delicatuscii wasbella』





フィンセント・ファン・ゴッホ『麦畑』





アンナ・アンカー『Harvesters』





アンナ・アンカー

『returning from the field』




ジャン・オノレ・フラゴナール『読書する娘』



キース・ヘリングが描いた『モントルー』は、1983年にモントルーにて開催されたジャズフェスティバルのために描かれた作品です。


シンプルな線と色彩で構成され、黄色い人がクネクネとリズミカルに踊っている姿に迫力があり、なんとも陽気でユーモラス。

クネクネした人のようなモチーフが青や紫だったら、こんなに楽しいイメージは伝わらなかったことでしょう!

見ているだけで生きる力がストレートに伝わってきます。



マックスフィールド・パリッシュの『Mary Mary〜』は、家の手伝いをしている少女が花壇に水をかけている途中でしょうか?

何か楽しいことを思いついたのか、こちらを真っ直ぐに見つめる少女の視線が悪戯っぽく、好奇心旺盛で天真爛漫な人柄に見えるのは、黄色のイメージと重なっているからでしょうか?


入道雲を低彩度の黄色で表し、夕暮れの強い逆光線を浴びている少女はエネルギーに溢れていますね。



その他、黄色い絵画には暗さがあまり感じられず、見ているだけで陽気な気分になるパワーがあります。


🐱🐤🐥🐣🐱🐤🐥🐣🐱🐤🐥🐣🐱🐤🐥🐣


〜こんな時は黄色を活用しましょう〜


落ち込んだ時は、とにかく黄色い物を身近に置いてみましょう!


落ち込ん時、ついつい下を向いてしまいがちですが、それではますますネガティブな方向へ引っ張られてしまいます。

そんな時は、まず上を向いて太陽の光を浴びてください。

そして意識的に黄色いものを身近に置いてみましょう。








黄色のコーディネートも良いですね♪










🐱🐤🐥🐣🐱🐤🐥🐣🐱🐤🐥🐣🐱🐤🐥🐣



色を楽しむ素敵なあなたへ...


最後までお読みいただきありがとうございます💕