あなたはオレンジ色が好きですか?
無性にオレンジ色が気になる時がありませんか?
心が楽しい事を求めている時や人間関係を良くしたいと感じた時に、どうやらオレンジ色が気になる事が多いようです。
オレンジにはコミニュケーションの色である黄色と外交的な赤の要素が含まれるため、明るい陽性的心理状態を反映した色と言えます。
オレンジ色は赤と黄色の中間色相で、日本語の基本色彩語が無いため、この系統の色は英語のオレンジを借用しています。
オレンジ色は明度が高くなると、肌色やピーチになり、逆に明度が低くなれば茶系の色調になり、暖かさから、激しさ、そして渋くて落ち着いた色まで、オレンジ色が喚起する心理的なイメージは幅広い印象です。
色彩心理的にオレンジ色には、『楽しい』『元気』『陽気』『歓喜』『華やか』『高揚』『活力』『活気』等のプラス面と『気まま』『粗野』『激しい』『騒々しい』等のマイナス面があります。
オレンジ色が好きな人は、社交性があり活発で人懐っこいところがありますが、孤独が苦手で寂しがりやな人が多いようです。
オレンジ色の類似色には、橙色や蜜柑色、人参色等があります。
オレンジ色が美しい絵画を探してみました。
前田青邨『石棺』
ラウル・デュフィ『L'Orchestre rouge』
モイズ・キスリング『ポーランドの少女』
ポール・アイズピリ『青い背景の花』
シュザンヌ・ヴァラドン『花瓶』
フィンセント・ファン・ゴッホ
『Still Life with Basket and Six Oranges』
アンリ・マティス『The Amber Necklace』
ポール・ゴーギャン『アレアレア』
ポール・ゴーギャン『オレンジのある静物』
フェルディナン・ロワイアン・デュ・ピュイゴドー『藁ぶき屋根の家のある風景』
ピュイゴドーの描いた『藁ぶき屋根の〜』は、登る朝陽のようでもあり、沈む夕陽にも見える海辺の太陽が美しくパワーのある作品です。
オレンジ色の光に包まれている画家自身の心象風景のようでもあり、キラキラした陽の光から明日の希望に繋がる穏やかな夕暮れを感じます。
藁ぶき屋根の煙突から煙がたなびき、夕凪でしょうか、風が無く穏やかなひと時です。
煙突の煙は家人が夕食の支度中なのでしょう。ほのぼのとした優しさや慎ましやかな生活が想像され、しばらくこの作品から目が離せまんでした。
画家はゴーギャンとも接点があり、オレンジ色を好んだゴーギャンの影響を受けたのでしょうか。情熱的で温かな色使いは記憶に残る風景画です。
その他オレンジ色の絵画には、暗さが無く明日に繋がる陽性的なパワーを感じます。
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〜こんな時はオレンジ色を活用しましょう〜
嫌なことがあった日やイライラしている日は、ただ静かに夕陽を眺めましょう。
夕陽のオレンジ色には心と体をリセットして、明日への活力を養う色彩効果があります。
沈んでゆく太陽と共に、マイナス思考に陥った嫌な気持ちや心の執着を溶かして手放していきましょう。
オレンジ色の光を浴びながら、心を溶かし手放すことを習慣化すると、自分の力で上手に心をリセットできるようになります。
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色を楽しむ素敵なあなたへ...
最後までお読みいただきありがとうございます💕