ダンデライアンは、春の野に咲く花の代名詞、タンポポのような明るい黄色です。
日本の蒲公英色とほぼ同じダンデライアンは、1919年に誕生した比較的新しい色名です。
化学染料の発達と共に、花のような美しい染料が生まれ色名になりました。

タンポポは世界各地に自生し、世界中で約2000種類あると言われています。

葉はサラダや粥に調理され、薬用として傷にも効能があるようです。

花はワインやお茶を作り、根でコーヒーが作られます。



黄色は外交的で積極的な色として誘目度が高く、オレンジ色同様、太陽のように明るく温かな印象を持つ色として子供たちに人気です。

春になって最初に咲く花の色に黄色が多いのは、虫たちが黄色に最も敏感な感度を持ち認識しやすい為です。


色彩心理的にダンデライアンのような明るい黄色には、『希望』『躍動』『陽気』『幸福』『明朗』『探究心』『上昇志向』等のプラス面と『奇抜』『嫉妬』『煽情的』『軽率』『危険』『甘え』『自己中心的』『幼さ』等のマイナス面があります。


ダンデライアンのような明るい黄色が好きな人は、社交性があり冒険好きで自己実現に意欲的ですが、やや責任回避的なところがあるようです。


ダンデライアンの類似色には、ミモザや菜の花色等があります。


明るい黄色が美しい絵画を探してみました。



パウル・クレー『タイトル不明』





ルーサー・エマーソン・バン・ゴーダー

『Japanese Lanterns』





ペーダー・セヴェリン・クロイヤー

『スケーエンの庭で花を摘むマリー』




ロバート・ルイス・リード『黄色い花』

(画家の妻)





ウィリアム・ニコルソン『タンポポ畑』





ヘレン・マクニコル『The Little Worker』





セルゲイ・ツトゥノフ『タイトル不明』






ルネ・ヨランダ・ハウザー

『wildflowers in a glass』





高崎昇平『たんぽぽ符』





いわさきちひろ『黄色い背景のなかに座る少女』





ヒグチユウコ『タイトル不明』



アメリカ人画家のルーサー・エマーソン・バン・ゴーダーが1895年に描いた『Japanese Lanterns』は、日本の提灯を幻想的に描いています。


この作品の10年ほど前にジョン・シーガー・サージェントがカーネーション・リリー・リリー・ローズを発表し、その作品の影響を大きく受けているようです。


明治初年より、日本の提灯(主に福岡県の八女提灯)がアメリカやイギリスに輸出され、すでにジャパニーズブームが巻き起こっていた欧米に日本の工芸品が広く浸透し、八女提灯もその一翼を担ったようです。


二人の姉妹でしょうか?少女たちのクリーム色のドレスと黄色い野の花、提灯の黄色がリズミカルに配置され、かつ、夕暮れの一瞬を切り取った幻想的な作品です。

提灯の黄色い光が宙に浮かんでいるような不思議な世界観に溢れています。

光を黄色で描いたゴッホの夜のカフェテラスにも通じ、黄色の特徴と光がピタリと符合し、子供たちが楽しげで陽気な夜の始まりを予感させます。


その他、明るい黄色が主役の絵画には、心が浮き立つような躍動感や幸福感がありますね。


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〜こんな時は黄色を活用しましょう〜


引っ込み思案で人との交わりが苦手な人は、黄色を取り入れましょう。


黄色は喜劇の色と言われています。

幸福の黄色いハンカチと言う映画をご覧になった事がある方は、黄色がまさにコミニュケーションの色だったことを覚えていらっしゃるでしょう。


人交わりが苦手な人は損をしています。何故なら、人と交遊してこそ勉強になることが多く、楽しさも増えるからです。


営業職の方は特に黄色が必要です。


取り入れ方として、ステーショナリー(ペン、ノート、企画書の表紙など)で黄色い物を意識して使ってみてください。






特に初めての人と会う時は、黄色いステーショナリーやハンカチなどの小物を持つことで緊張がほぐれ気持ちがアップします。


ぜひ試してみてくださいね。


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色を楽しむ素敵なあなたへ...


最後までお読みいただきありがとうございます💕