時々、ほわっとした柔らかなピンク色に惹かれることありませんか?

それは、人にも自分にも優しい人でありたいと心が願っているからです

女優の鈴木保奈美さんのある日のインスタに、赤ちゃんの頃、ある理由が原因でお母様にピンク色を着せてもらえなかったとコメントをされています
それがとても残念に思われたのでしょうね…

「…もういいだろう~好きなだけ着てやる~」と宣言され、ベビーピンクのパンツスーツを着こなしている姿があり、格好良くて印象的でした


https://www.instagram.com/p/CCiEjTfDM5C/?igshid=dklahnxi9s6h





色彩心理的にベビーピンクのような柔らかなピンク色には、『安らぎ』『温かい』『自己肯定』『柔らかな』『感謝』『解放』『幸福』『懐かしさ』等のプラス面と『甘え』『依存』『自己犠牲』『優柔不断』等のマイナス面があります


ベビーピンクの好きな人は、穏やかで優しさに溢れ、さりげない気配りができる人が多いようです


ベビーピンク色の絵画を探していると、赤ちゃんや子供を描いた作品がとても多い事に気づきます



いわさきちひろ  “ピンクのうさぎと赤ちゃん”




いわさきちひろ  タイトル不明




いわさきちひろ  “貝殻と赤い帽子の少女”




ベルト・モリゾ  “Julie with her nurse ”




モーリス・ドニ  タイトル不明




モーリス・ドニ  タイトル不明





メアリー・カサット
“右を見ているリボンをつけたエレン”



いわさきちひろの色彩の柔らかさは、水彩絵の具にたっぷりの水を含ませ、輪郭線が無くほんわりとしたぼかし方にあるようです

いわさきちひろは、14歳の時に岡田三郎助に師事し、デッサンや油絵を学び、朱葉会の展覧会で入賞の経験があり、美術学校に進学したかったようですが、両親の反対で断念します

その後、東京の人民新聞社の記者として働きながら、丸木俊に師事し再びデッサンを学び、独自の水彩画を確立し画家として自立します

簡単に描いたように見える作品には、しっかりとしたデッサン力と伸びやかな色彩表現があり、見る人をたちまち笑顔にさせてしまうほのぼのとした温かさがあります

メアリー・カサットのリボンをつけたエレンは、画面全体のベビーピンクが甘く、潤んだような眼は泣き止んだ後でしょうか…
子供の純真さと可愛らしさが伝わってきますね


ベビーピンクの絵画を見ていると、自然に優しい気持ちになります




~こんな時はベビーピンクを活用しましょう~


私たちは日常を過ごしていると様々な出来事に遭遇し、落ち込んだり、自己否定してしまう事が多く、私なんて駄目だ…とついつい思いがちですが、それを払拭する簡単な方法があります

それは、柔らかなピンク色の光りのシャワーを浴びている自分をイメージするだけでいいのです

瞑想するようにピンク色の光りを浴びている自分自身を想像すると、心が満たされ穏やかな気持ちになり幸福感を感ずる事ができます

ピンク色の花びらが風に吹かれてひらひらと舞うようなイメージでしょうか…

ベビーピンクに包まれている自分をイメージできると、気持ちが優しくなり、自然に笑顔がこぼれ、これでいいんだよ…大丈夫だから…と自分を肯定できるようになります


落ち込んだ時や、自己否定の気持ちが芽生えたら、ぜひ試してみてくださいね^^





色を楽しむ素敵なあなたへ…

最後までお読みいただきありがとうございます💕