こんにちは 🐾~(=^・^=)~🐾ココロンです。
2019年3月7日
娘が幼い頃
沢山の絵本を読んであげました。
それぞれの絵本の最後のページには、
読んだ日付けや
その時の娘の反応
娘の言葉などが記されています。
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娘が成長して…今日まで
そんな事も、すっかり忘れていましたが
今回の娘の一言で、もう一度
「ベトちゃんドクちゃんからのてがみ」
…を読んでみました。
ベトちゃんドクちゃんは、
結合双生児として産まれました。
この絵本は、体の弱い兄に代わって
弟のドクちゃんが子どもたちに語りかける
手紙の形式で書かれた絵本です。
2人が生まれた経緯や生い立ちから、
分離手術をするまでが、その内容です。
この本の最後のページには…
夕食後、読んであげました。
ママが泣きながら読んでたので
ユウも一生懸命聞いてくれました。
「もう一回」「もう一回」と
3度、読まされました。
何かを感じたようです。
(2005年12月3日(土) 年長6才)
…と記されていました。
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その後の「ベトちゃん、ドクちゃん」
について調べてみました。
ベトナム戦争は1960年~1975年まで続いた
ベトナムの南北統一をめぐった戦争で
北ベトナムにソ連、中国
南ベトナムにアメリカが軍が介入しました。
アメリカ軍がこの戦争で用いたのが枯葉剤
アメリカが1961年~1971年まで
撒き続けた枯葉剤の影響で沢山のベトナム人
そしてアメリカ人の帰還兵までもが
後遺症に苦しみました。
ベトちゃんドクちゃんは
枯葉剤の影響で上半身が二つ
下半身が一つという
結合性双生児として生まれました。
ベトちゃんとドクちゃんの分離手術は
日本赤十字社が支援し、
高度な医療技術が提供され
17時間に及ぶ大手術は成功し
ベトちゃんには左足、ドクちゃんには右足が
それぞれ残されました。
ドクちゃんには日本から義足が提供された。
その後、兄のベトさんは重い脳障害を抱え
寝たきりの状態が続いていました。
ドクさんはボランティア活動で
知り合った女性と結婚され
夫婦でベトさんの介護に尽力されました。
しかし、兄のベトさんは2007年
26歳で亡くなられたそうです。
ドクさんは、ベトさんの分まで生きる事を
固く誓われたそうです。
ドクさんは男女の双子の
お子様に恵まれたそうです。
お子様のお名前を
男児はグエン・フー・シー(富士山)
女児はグエン・アイン・ダオ(桜)と命名。
2012年8月には東北を訪れ
東日本大震災で被災した障害者を慰問。
2017年3月には、ベトナムを
訪問された天皇・皇后と面会。
2017年4月には「日本で働きたい」
との申し出が実現し
広島国際大学の客員教授に就任。
自らの経験を元に命の大切さについて講義。
そして今年、2019年1月6日には
ホーチミン市に日本風の
飲食店「ドク ニホン」を開業されたそうです。
ドクさんは、分裂手術から30年の時を経て
今もなお、日本に心を寄せ
感謝の気持ちを持ち続けて
いらっしゃるのですね…。
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ありがとうございました。
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ハッピーな日々でありますように…♥











