今年の5月に母親が、9月に父親が亡くなった。
母親は88歳、父親は94歳で年的には大往生だと思う。
亡くなったけれど、すぐはなんだか実感はわかず、今は時々思い出して涙ぐむ。
今朝、不思議な夢を見た。
数人の女性と談笑しているときに、いつの間にか父親が隣に座っていた。
「あれ、お父さん来てたんだね。」と話しかけると、父親は何も言わずいつものようにただ微笑んでいた。
何か話した後、ふっとあら、お父さん死んだんじゃなかったっけ?と思い、父親のほうを見ると、やっぱり父親は静かに微笑んでいた。
そのうち、感情がぶわっとこみあげて、「お父さん今までごめんね、ごめんね、ありがとう、ありがとう。」と何回か叫ぶように私は言った。
そのあと、「もっと生きていて、この世にいてほしい。あ、でもこれは執着なんだよね。だめだよね。」と言って、少し上を見た。
そこには母親の姿が浮かんでいた。
父親のほうに、目を向けると、父親の姿はだんだん薄れていった。
そこで目が覚めた。
なんだか父親が成仏する前に、最後のあいさつに来てくれたような気がした。
お父さん、お母さん、ありがとう。