ちゅもこが帰ったあとに………

ベランダの窓を閉るなんてしないママは…その後…脳梗塞で脳内の血管が詰まり…動けなくなった。

台風が来て。雨と風が容赦無く部屋に入った。
前頭葉が詰まったママは、体が動かないのに、意識だけはシッカリあった。。。
喉の乾き、暑さ、尿意、全てを感じるのに、意識だけはあった。。。
え?どんな拷問?

その時、ママは、携帯電話に手を伸ばしたと思う。その電話は、すっかり電源を落として直る前の状態に戻っていた。。。

どうして。
何にも悪いことしてないのに!

どうして。
あの日。。。
ママの携帯電話が繋がらなくて顔を見に帰った。
暑い夏の日だった。
前に冷房を取り付けてあげたのに、ママは…冷たい風が出る冷房が大キライだった。氷だらけの居酒屋の酎ハイも。(笑)

「ママ?何か汗だくじゃねぇかよ!冷房つけなよ!」
それが最初に発した言葉だった。
「………お腹………痛くて……←1週間起きれなかったの…。」

何だと?は?ちゅも子の大切なママが!
「病院いこう!」「大丈夫!」「医者いこう!」「もう治った!」

押し問答を繰り返し、ママの携帯電話を調べたら、何だよ!おかしい!1度電源落としたら治ったんよ!

仕事休みとって、見に来たのに。正直、古いガラケーに腹がたち、ママの汗だくに何か心配になったんだ。
「明日から関東に台風が来てるから!ベランダのドア、全部閉めて、クーラーつけなさい!携帯直ったから何かあったらすぐに、電話する事!わかった?ママ?」

何でだよ。アタシ。。。
何で。
この時、病院に連れて行かなかったんだろぅ。。。

ちゅもこね、自分が。嫌になっちゃった。
アタシのママは、いつもさ、誰よりも強かったからね…
あんなススだらけの部屋で…
うずくまった変な格好で…

父はそのまま3日間、誰にも気付かれずに冷たくなっていった…。

いくつか付いてる照明はカバーが溶け、エアコンの表面も溶け、ダラリと下に向かって固まっていた。

最後の夜に父と一緒に酒を飲んだ近所の人は ヒドく自分を責め、悔しさに押し潰されていた。

私は ただただ親しく交友して頂いた事に心から感謝をしたが、彼は「そぅ言われると…辛いです。」と…声にならなぃ声で言った。


パパ…。
1度も顔を見せに行かなくてゴメンね…。ちゅも子は歳をとりました…( ̄∀ ̄)
パパ!大スキだからね。

そぅ言って、父にサヨナラをしたんだ。
私が4歳の時に父に買ってもらった犬のぬいぐるみのポチ。
大事に大事にしてたのに…
13歳で父の元を離れる時、「ポチは置いて行け!」と泣く泣く離れたポチが…
父の部屋にチョコンと座ってた。

ポチは、凄まじい煙を物語る様に…

2回洗っても その火災の「臭い」は消えなかった。

明日、父は兄のいるぉ墓に参加します。