今回は階段の話。
階段というのはどんな建物でも難しいものです。
移動のためのはとても大切なのに限られた面積の住宅にとっては少し邪魔物扱いですね。
階段が嫌われる理由は階段上部の床を失ってしまうからです。
それではできるだけ失う床を少なくしたい。
具体的にどうすれば良いのか?ですね。
因みに階段のスペースを最も小さくできるのは螺旋階段です。ただ日常利用にはちょっと不便。
折り返し階段と直線階段は同じくらいでしょうか。
今回お伝えするのは直線階段に特に有効です。
単純ですが登り初めの何段かに上階の床を被せてみるのもありです。
それじゃあ頭ぶつけるよと思われるかと思いますがぶつからない程度にです。
これを効果的にやるには逆梁にしてあげてその上を物入れなどにすると良いかと思います。
図面にしないとわかりにくいですよね。
もし良くわからなかったらハウスメーカーさんに階段の断面図をもらって下さい。階高や構造によってできることは変わりますが断面図で検討できます。
なかなか言葉だけで伝えるのは難しいですがこれからも続けていきます。
次回は気を付けてもらいたい、梁貫通です。