今の世に因果を知らず業報を明らめず、
三世を知らず、
善悪を弁まえざる邪見の党侶には群すべからず、
大凡因果の道理歴然として私なし、
造悪の者は堕ち修善の者は陞る、
毫釐も忒わざるなり、
若し因果亡じて虚しからんが如きは、
諸仏の出世あるべからず、
祖師の西来あるべからず。
現代において因果の道理を知らず、行いと報いとを明らかにせず、
過去・現在・未来を知らず、
善と悪とをわきまえない間違った見識の者等の仲間に加わってはならない。
因果の道理は明らかで私情を差し挟むことはできない。
悪をなした者は悪道に堕ち、善き行いをした者は善道にのぼることは、
少しも違うことはない。
もしこの因果の道理が虚ろなものだとすれば、
諸仏がこの世界に現れることはなく、
達磨大師がインドから中国に渡り禅を伝えることもなかった。