こんにちは。

「10年20年のお付合い」の
超インドア派住宅リスクバスター福原です。



大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
不動産購入・不動産活用の「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。


「浮き指」って知ってますか?



最近ニュース記事になっていたんですけど、


普通に地面に立っている状態で、
足の指が10本すべて地面にふれていないことを
「浮き指」というそうです。


「浮き指」だと体の安定性がわるくなり、
じっと立っていられなかったり、
ころびやすくなったりするそうです。



30年前には「浮き指」の子供は
10%未満だったのが、



現在では「浮き指」の子供が
10%未満なんだそうです。



こうしてデータを比較してみると、
すごい変化を感じますね。




「浮き指」矯正シューズ的なものも
販売されているそうなので、



ちょっぴり浮足立っている人は、
試しに履いてみてはいかがでしょうか?



さて、



「連帯債務」「連帯保証」「ペアローン」
についてです。



この3つは、
夫婦の返済責任の範囲は
ほとんどかわらない



というおはなしを前回いたしました。


では、


この3つのうちどれかを選ぶにあたって、
どれがお得で、どれが損なのか?違いがあるのか?




その判断のしかたについて
書いてみたいと思います。



その判断の基準としては
「住宅ローン控除」と
「団体信用生命保険」
つについて



数値を比較してみると、
その違いが如実に浮き彫りになります。



では本日は、「住宅ローン控除」について
検証してみましょう。

 

結論から言いますと、
ローン控除に対しては、



「連帯債務」「ペアローン」が有利で
「連帯保証」はちょっと不利です。


というのも、


住宅ローン控除を受けるには、
自身が「債務者」になっている必要があります。


「連帯債務」や「ペアローン」は
夫も妻も債務者となりますので、
2人とも住宅ローン控除を受けることができるわけです。


しかし


「連帯保証」ですと、
夫が「債務者」の場合は、妻は「連帯保証人」です。



「連帯保証人」では
ローン控除の対象にはならないのです。



では、
なぜ妻もローン控除の対象になったほうが
有利だと言えるのか。




ローン控除は、ローン残高の10%を
所得税・住民税から差し引くかたちで
減税になる制度です。



源泉徴収のあなたの場合ですと、
税金が還付されるかたちとなります。



例えば4,000万円のローンなら、
40万円分の税金が免除される仕組みです。



ただし、それはあなたが40万円以上の
所得税・住民税を収めている場合に限ります。



もしもあなたの税金負担が30万円だったら、
30万円分しか還付されません。



のこりの10万円は還付されません。
ない袖は振れないというわけです。



そこでポイントとなるのが、
妻が支払っている所得・住民税です。




妻に一定以上の収入があり、
税金をしっかりと納めているのなら、
この分の還付をめざすことも可能なのです。



夫が税金30万円、妻が税金10万円なら、
夫の債務を3,000万円、
妻の債務を1,000万円とすれば、


「ペアローン」や「連帯債務」ならば
夫婦合計40万円の還付が果たせるわけです。



「連帯保証」だと30万円です。



その差10万円!



収入合算を利用する場合は、
以上のような「物差し」を
頭の中にいれておくことをおススメします。



次回は「団体信用生命保険」について
比べてみますね。