こんにちは。

「10年20年のお付合い」の
超インドア派住宅リスクバスター福原です。


大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
不動産購入・不動産活用の「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。




北海道新幹線が
来年3月に開業するにあたり、




東京と函館のあいだが
4時間を切るかどうかというのが
ひとつのテーマとなっておりました。




しかし、




ここで所要時間は
4時間2分とすることが決定されたそうです。




目標であった4時間を切れなかったことは
とても残念な気がしますが、





その安全性を優先させた姿勢には、
全面的に賛同します。





「たかが2分」のオーバーというのが、
なんともリアリティを感じますね。





あなたの住宅ローンも、
ぜひ安全性を優先させてくださいね。



さて、



今日のテーマは昨日の続き、



「収入合算」とはなにか?



です。




あなたもご存じのことと思いますが、
住宅ローンの借入可能額は、
収入が基準になり決定されます。




例えばフラット35なら、




年収400万円の人は、
年間140万円の返済額までだったら
(つまり毎月返済額が11万6000円)
借りることができますが、



それ以上は借りることができなくなります。




年間140万円ということは、
借入可能額が
大体3,700万円くらいになる計算です。




とはいえ、




もう少し借りたいし、
借りることができる家計も
存在します。




ご夫婦が共働きのケースですね。




例えば、ご主人の収入だけでは、
借入希望額に満たないこともあります。




年収400万円なんだけど、
3,800万円借りたい場合には
どうすればいいのか?



このような場合には、
奥様の収入を加えた年収で、
借入可能額を計算することができるのです。



これを「収入合算」といいます。



収入合算できる金額は、
金融機関ごとに違いがあります。




ご主人の収入の2分の1まで、
奥様の合算者の収入の2分の1まで、
といった制限がある場合もあれば、




奥様の収入全部が合算できる
金融機関もあります。




また、



奥様がパート収入などでも、
合算できる場合もあります。




収入合算をうまく利用して、
ローンの金額を調整してみることも
ぜひ検討してみてくださいね。




ただし、




収入合算すると、
奥様にも「保証」がかかってきます。




その「保証」の種類が、




「連帯保証」
「連帯債務」
「ペアローン」




となります。



では、その3種類の違いは?




それについては、
また次回に。




※補足 【収入合算すると借入金額はどう増える?】

 ・ 年収:夫400万円 妻200万円のケース

 ・ 審査金利2%
 ・ 借入期間35
 ・ 元利均等返済
 ・ 返済負担率35% 
 ・ 妻の年収の2分の1まで合算可の場合で計算
 ・ 住宅ローン以外の借り入れ0円。

夫のみの場合の借入限度額  3,521万円

夫婦合算の場合の借入限度額 4,402万円