こんにちは。


「10年20年のお付合い」の
超インドア派
住宅リスクバスター福原です。




大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
マイホーム購入・マイホームづくりの「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。






先週は、銀行にいる時間が、
とても長~い
1週間となりました。




不動産取引での引渡し(決済)が
数件あったためなのですが、




特に今週の決済では、
銀行での資金移動に、
ずいぶんと時間がかかったような気がします。




これはあくまでも主観的な、
わたしの印象なんですけどね。




そんなわけで、
長い時間、銀行にいたので、
いろいろ観察していたのですが、




銀行と言うのは、
カウンター(受付窓口)の外と中で、
「天気」がかなりちがう
事がわかりました。




まずカウンターの外。




ここは高気圧におおわれています




おだやかな天候にめぐまれ、
スタッフの方もとてもにこやかだし、
対応も親身です。



ATMでの振り込み詐欺疑惑に心をくだき、
特に年配の方には
ていねいに、時間をかけて
お客様とのコミュニ―ケーションを
充実させています。



私たちも「まだですかね」なんて声を掛けると、
平身低頭で「少々おまちくださいませ」と言って、
カウンターの内側のかたに向かって
確認にとんでいきます。




そこで、カウンターの内側の空模様です。




熱帯低気圧。




とにかく忙しいようで、
表情をつくっている余裕はありません。




質問には「立板に水」。




てきぱきと効率良く、
素早く業務を処理できるスタッフを
そろえているようです。




(そんなことないとは思うのですが)
常にイライラしているように見えます。





あのカウンターには、
そんな「不連続線」が存在するのだなあと思いました。




   *



さて、




相続税の評価の話の続きです。




「土地」は路線価でチェックして頂きました。


それでは


「建物」のほうはどうでしょう?




「土地」と「建物」では
評価のしかたに「不連続線」が存在します。




つまり、評価の仕方が違います。





「建物」は「固定資産税評価」が、
相続税の評価になるのです。






漢字が多い表現で、かた苦しいですが、
内容はものすごく単純です。







「固定資産税評価」というのは、



あなたの親御さんにも毎年届く、
「固定資産税決定通知書」などの書類に
しっかりと書いてあります



それをチェックさせてもらいましょう。




それを「不動産リスト」に書き込めば終了です。





万が一、親御さんが
それらの書類を捨ててしまっていたとしたら、



その時は市役所・役場で発行してもらえる
「課税証明」でもチェックができます。



少しお金が掛かりますけどね。





さて、





これで、あなたの親御さんが持っている
不動産の資産金額が、
判明いたしました。






いかがでしょうか?





資産金額の合計額は、
どれくらいになりましたか?





思ったより金額があるかも?



相続税がかかっちゃうかも?



しかしながら、
不安になるのはまだ早いです。




これで計算は終わりではありません。




まだ、最後の項目が残っています。




5.「評価減」や「控除」について確認する




これで資産金額を「落として」いきましょう。




その話は、また次回に。




それでは。