こんばんは。


「10年20年のお付合い」の
超インドア派
住宅リスクバスター福原です。




大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
マイホーム購入・マイホームづくりの「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。




サッカーのワールドカップも、
いよいよ大づめですね。



本日のアルゼンチン対オランダ戦
拮抗した勝負になりましたが、




今大会の主役の一人でもあった、
オランダの名将ファンハール監督も、
ついに敗退してしまいました。




オランダの監督はここまで、
その「戦術」の巧みさが、
かなりクローズアップされておりましたね。




優勝候補のスペインに圧勝したり、
1試合でいくつもフォーメーションを変更したり、
PK戦専用のキーパーを起用したり、



今日の試合前も、その采配に、
大きな注目があつまっておりました。




しかし、




まあ、サッカーど素人の私がいうのもなんですが、
最終的には、
「策士、策に溺れ」てしまったかな、
という気がしました。




それはどういうことかといいますと、




前回の試合で、
「PK専用キーパー」という策を用いて、
見事な成功をおさめたのですが、




その試合後に、
レギュラーのゴールキーパーが
「PKを一度も止めたことがない」
だから交替した、みたいなことが、
ばれてしまったんですよね。



そうしたら、
今日の試合も、まさかのPK戦。



で、今日は選手の交替枠を使い切ってしまって、
ゴールキーパーは交替できませんでした。




結果は、




やはり、オランダのキーパーは、
1本のPKも止めることができませんでした。




アルゼンチンの選手も
自信満々に蹴ることができちゃったのでは
ないでしょうか?




1試合1試合の「戦術」には
華麗さを見せつけたファンハール監督ですが、





1大会を見通した「戦略」という面では、
ちょっと残念だったのかしれません。





あくまでも「ど素人」目線ですが・・・。





しかし、





このエピソードから、
あなたにはぜひ、教訓を得ていただきたい。





それは、すなわち、
不動産の値引き交渉について




もし、家や土地の不動産について
値引き交渉が成立すれば、




もともと金額が大きいだけに、
あなたにとっては、大変魅力的です。



ぜひ、いろいろとチャレンジしていただきたい。




しかし、




決して忘れてはいけないのは、




値引きの「戦術」だけを駆使して、
値引きの「戦略」をおろそかにすると、




結果的に「大損」をしてしまう
ということ。




どういうことか?




有効な値引きの「戦術」というのは
いくつかあります。
不動産における値引き特有の
テクニックがあるんですね。




しかし、




気をつけなければいけないのは、
そのテクニックを使うタイミングです。




あなたは、もし、
建築前や建築中の建売住宅や
注文住宅を契約しようとしているのであれば、




ガツンガツンと値引き交渉テクを披露するのは、
ぜひ、やめましょう。





なぜならば、




建築前だったり建築中の「商品」というのは、
その値引き額に合わせて、
その性質やグレードを、
いくらでも「引く」ことができるからです。




価格というのは、原価に適正な利益をのせて、
通常はきまってくるのですから、
値引きによって、どこかにしわ寄せがでてきてしまいます。




たとえ、住宅の材料の質をおとさなかったとしても、
利益が減ってしまえば、
作り手のモチベーションがさがってしまうのも
人情というもの。




つまり、




値引きの「戦術」が
奏功したとしても、




それで住宅の質が悪くなってしまっては、
かえってそれが「大損」に
つながってしまうわけです。






では、




値引きの「戦略」とは?
戦略的に値引き交渉をするには
どうしたらいいのでしょう?





その答えは




・・・・・




(くりかえしますが)タイミングです。





要するに、
すでに商品ができあがった状態のものについては、
値引き「戦術」は、とても有効なのです





完成している建売住宅や、
中古住宅、あるいは、更地(土地)
ですね。




値下げをしたとしても、
その質を落としようがない商品にかんしては、
ガンガンとテクニックを使っていきましょう。



策に溺れることがないように、
広い視野で、値下げ交渉にチャレンジしてみて下さいね。



それでは。