こんばんは。


超インドア派の
住宅リスクバスター福原です。





大きな失敗や後悔(=リスク)を根絶した、
マイホーム購入・マイホームづくりの「ワザ」を、
できるだけ、わかりやすく伝えてまいります。



     ***



(こんなところに、なぜ?)





最近、仕事帰りに奇妙なものを目にしています。





私の通勤は、
駅から自宅まで、徒歩15分の道のりです。





その通勤路の、ちょうど中間地点の、
とある住宅の玄関先には、時々ダンボールが置いてあります。




ダンボールの中には袋に入ったバナナが1房。




そして、こんな表記が添えてあります。




「バナナ 百円」




要するに、
無人販売店みたいな感じなんでしょうね。





よく、農地の沿道には、
野菜などの無人販売店はありますが、


普通の住宅の玄関先で、
しかも、バナナって意外ですよね。


そのお家の方が、作っているのでしょうか?




特別に、安いとも高いともいえない
金額ではありますが、なんか気になります。



でも、まだ買ったことが無いんです。



今度、見かけた時は、
チャレンジしてみようかな・・・。




私は、子供のころ、父親から、
「バナナは昔、高級品だったんだぞ」
と、よく言われました。




昔は、お金持ちにしか縁がなかったバナナが、
道端で、無人で、100円で売っている。





いい世の中になったんでしょうね。





さて、今回のテーマは、
前回のつづき、




子供へ住宅資金を援助する、
お父さんお母さんが
増えてきている「税制上」の理由




その2つ目です。




それは、「相続税の改正」です。




「えー、でも、相続税って、
 お金持ちが払う税金で、わたしたち庶民は
 関係ないんじゃないの」



と、思ったあなた!



・・・・・
・・・・
・・・
・・





考えが甘い!






かも、しれません。




実は、
今回の「相続税の改正」によって、
(来年の1月からですよ!)





かつてはお金持ちにしか縁のなかった
「バナナ」のように、





「庶民」でも「相続税」の支払い対象になるケース
急増すると予想されるのです。




どれくらい増えそうかというと、
相続税対象者が、5倍程度に増えそうです。
(10倍という説もあります)




つまり、




あなたのお父さんお母さんが、
一生懸命働いて、家計を切り詰めて、
堅実にためこんだ金銭や資産が、
「相続税」でとられる可能性が出てくるのです。





なので、




「相続」で税金を取られる前に、
子どもの住宅資金として「贈与」という形で、
「節税」をする。






だから、





子供へ住宅資金を援助する、
お父さんお母さんが
増えてきているのです。





いずれにしても、





親御さんの「相続」に備えて、
今のうちから「試算」しておくことは
決しておかしくはありません。






親と、お金の事だったり、
ましてや、亡くなったあとのことを相談するのは、
少し抵抗があるかもしれません。





しかし、




あなたがマイホームを手に入れたい、
という「希望」を切り口
にしてみれば、




前向きな話し合いができると思いませんか?




将来の事を、真摯に話し合う事は、
とても素敵なことであり、
それも立派な親孝行です。




ぜひ、今晩にでも、
ちょっと聞いてみましょう。




それでは。