ほとんどの人に「経済的にどう?」と聞くと、給料の話をします。でも、収入は話の半分にすぎません。しかも、多くの場合、それほど重要ではない半分です。あなたの財務状態を本当に映し出す数字は「純資産(ネットワース)」です。

同じ給料をもらっている二人が、まったく違う財務状況にあることがあります。一方は借金がなく、投資資産が増え続けているかもしれません。もう一方はクレジットカードの借金の山を抱え、その日暮らしをしているかもしれません。収入だけではこの違いは見えません。純資産なら見えます。

純資産が実際に測っているもの

純資産とは、ある時点での「持っているものすべて」から「借りているものすべて」を引いたスナップショットです。

純資産 = 総資産 − 総負債

資産には、現金、貯蓄、投資・退職口座、住宅の現在の市場価値、車などが含まれます。負債には、住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードの残高、学生ローンなどが含まれます。

いくら稼ぐかではなく、いくら手元に残し、増やし、そして借りているかが問題なのです。

給料を見るより純資産を追うほうが重要な理由

高い給料でも、支出と借金が多ければ、純資産は低い、あるいはマイナスになることもあります。一方、収入が控えめでも、堅実に貯蓄し高金利の借金を避ける人は、時間をかけて意味のある純資産を築けます。

純資産を定期的に(四半期または年1回で十分)記録することで、今月の給料だけでなく、あなたの財務状態全体が本当に改善しているかどうかという、真の傾向がわかります。

純資産計算で最もよくある間違い

純資産を計算するときに人々が最もよく犯す間違いは、住宅や車などの資産を「元の購入価格」で計算してしまうことです。正しくは「現在の市場価値」を使うべきです。20万ドルで買った家が、今では32万ドルの価値になっているなら、32万ドルとして計算すべきで、元の購入価格ではありません。ここを間違えると、純資産が実態とかけ離れた数字になってしまいます。

簡単に記録する方法

複数の口座にまたがる資産と負債を手作業で足し合わせ、数か月ごとに計算をやり直すのは面倒です。だからこそ、多くの人が記録をやめてしまいます。

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